海外
2016.07.08
ハングリーに、ラスト2! ブルズ戦の2列は大野&小瀧、山下一は初先発
3月にシンガポールで対戦したときは接戦だったサンウルブズ×ブルズ
(Photo: Getty Images)
マーク・ハメット ヘッドコーチが率いるサンウルブズのチャレンジを見られるのは、あと2試合。締めくくりは南アフリカで迎えることとなり、第16節(14戦目)は、現地時間7月9日にプレトリアのロフタス・ヴァースフェルドでブルズと対戦する。
アフリカ第1カンファレンスで同組のブルズとは、3月26日にサンウルブズの“ホーム”であるシンガポール・ナショナルスタジアムで対戦しており、そのときは27−30の惜敗だった。しかし、当時とチーム状況は変わり、1勝1分11敗(勝点9)の新参チームに対し、7勝1分5敗(勝点32)のブルズはプレーオフ進出の可能性が残っており、ハングリーさは2勝目をめざすサンウルブズよりも強いかもしれない。
サンウルブズは前節のワラターズ戦から先発メンバーが4人替わった。PR稲垣啓太とSH矢富勇毅がスターターに復帰し、6月のスコットランド代表戦に出場して日本代表キャップ数を98に伸ばしたLO大野均は、追加招集されたばかりの東芝の後輩、LO小瀧尚弘と、サンウルブズで初ペアとなる。
ワラターズ戦の終盤に出場してスーパーラグビーデビューを遂げた山下一には14番が与えられ、初先発のチャンスがめぐってきた。
サンウルブズは、3年ぶりにスーパーラグビーに復帰したキングズ(南アフリカ)と勝点9で並んでおり、最下位を脱出できる可能性は十分ある。全力疾走してきた初チャレンジイヤーのゴールテープは近づいてきた。最高のフィニッシュへ。最後まで、勇敢なファイトが見たい。
<サンウルブズ 試合登録メンバー/第16節 ブルズ戦>
1.稲垣啓太(パナソニック) 2.木津武士(神戸製鋼) 3.垣永真之介(サントリー) 4.大野均(東芝) 5.小瀧尚弘(東芝) 6.リアキ・モリ(前ブルーズ/NZ) 7.安藤泰洋(トヨタ自動車) 8.エドワード・カーク(前レッズ/豪州) 9.矢富勇毅(ヤマハ発動機) 10.田村優(NEC) 11.笹倉康誉(パナソニック) 12.立川理道(クボタ) 13.デレック・カーペンター(サントリー) 14.山下一(豊田自動織機) 15.リアン・フィルヨーン(NTTドコモ)
〔リザーブ〕
16.森太志(東芝) 17.三上正貴(東芝) 18.浅原拓真(東芝) 19.ファアティンガ・レマル(宗像サニックス) 20.細田佳也(NEC) 21.茂野海人(NEC) 22.パエア ミフィポセチ(NTTドコモ) 23.金正奎(NTTコミュニケーションズ)