日体、ラガール、フェニックスが初日全勝。太陽生命ウィメンズセブンズ大詰め。
年間女王の座を争うチームが力を示した。
太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2016の第4戦(最終戦) 富士山裾野御殿場大会が6月11日におこなわれ、前週の東京大会を終えた時点で今季通算ポイントでトップに立つ日体大ラグビー部女子が3戦全勝と快調に戦い、大会1日目の1位となった。東京大会を制したRugirl-7(前週までに42ポイントで5位)、今季通算46ポイントで3位タイの東京フェニックスもともに3勝全勝で、それぞれ今大会1日目の2位、3位に。前週まで2位の追手門学院大学VENUS(前週まで48ポイントで通算2位)、昨季王者のアルカス熊谷(前週まで46ポイントで3位タイ)はともに2勝1敗で、それぞれ初日の4位、5位となった。
これにYOKOHAMA TKM、RKUラグビー龍ヶ崎GRACE、石見智翠館が2日目のカップトーナメントで戦う。
日体大はスーパールーキーの清水麻有が怪我で出場ならずも、ゲームメーカーの山本実や好調の松尾綺子や庵奥里愛らの動きが噛み合って高い得点力を披露した。高めてきた組織力があるだけに、誰がピッチに立っても安定したパフォーマンスを出せている。
Rugirl-7は前週優勝した勢いを保ったまま、モロー・モーガンのペネトレートをきっかけに積極的に仕掛けた。追手門学院大は東京フェニックスに競り負けたものの、全員が高い技術力があるだけにぶれが少ない。日体大相手に完敗が続いているだけに、今季最後の大会で対応力を見せたいところだ。
昨季頂点に立ったアルカス熊谷も絶対に黙っているはずがない大会最終日(2日目)の戦いは、9時50分のキックオフで始まる。舞台は、インゴール裏に富士山が大きく見える静岡・裾野市運動公園陸上競技場。2016年シーズンの女王を目撃しに、是非、緑ゆたかなスタジアムへ。