海外 2016.03.05

チーフスFWリーチが今季初出場! 山下も奮闘するもライオンズに惜敗

チーフスFWリーチが今季初出場! 山下も奮闘するもライオンズに惜敗
スクラムに挑むチーフスのPR山下裕史(写真中央/Photo: Getty Images)
 チーフス(ニュージーランド)に戻った日本代表主将のFL/NO8リーチ マイケルが、3月5日に地元ハミルトンでおこなわれたライオンズ(南アフリカ)戦に途中出場し、自身にとって実質2年目となるスーパーラグビーのスタートを切った。
 2013年に初挑戦した際は怪我が重なりプレーできなかったリーチだが、昨年デビューを果たし、背番号8を不動のものにしてチーフス最優秀新人賞を受賞。今年の開幕戦は欠場したが、第2節のライオンズ戦で後半22分から出場し、ファンの歓声を浴びた。
 今年は日本代表の仲間であるPR山下裕史もチームメイトとなり、山下は開幕から2試合連続の先発出場。強力FWを擁するライオンズに対し、スクラムでやや劣勢だったチーフスだが、負傷離脱したオールブラックスPRネポ・ラウララの代役として3番をつける山下は、懸命に体を張り、後半13分までプレーした。
 この日、山下とリーチが同時にプレーすることはなかったが、3年ぶりの王座奪還をめざすチーフスにとって、日本代表2人にかかる期待は大きい。
 試合は36-32でライオンズが勝利。長距離移動を苦とせず東京で好発進していたライオンズは、サンウルブズ戦よりもミスが少なく高速の展開ラグビーで4トライを挙げ、4点リードで迎えた終盤にゴールラインを背にしたが、堅守で逃げ切った。
 ライオンズはアウェイでの開幕2連勝で勝点9、チーフスは1勝1敗となったもののボーナスポイントを得て勝点を5に伸ばした。

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