海外 2016.02.25

東京で必勝期するライオンズ 南ア国内王者にトップリーガー加わり強力布陣

東京で必勝期するライオンズ 南ア国内王者にトップリーガー加わり強力布陣
カリーカップで主将を務め、栄冠を手にしたヤコ・クリエル。自信を持ってスーパーラグビーに臨む
(Photo: Getty Images)
 サンウルブズにとって歴史的なスーパーラグビー第1戦の相手となるライオンズが、南アフリカからやってきた。ラグビー大国のチームとしてプライドは高いが、日本ラグビーを侮る者は誰もいない。ワールドカップで屈辱を味わった。スプリングボックスに代わり、リベンジの思いも抱く。
 2月27日、東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれる開幕戦。ライオンズは昨年のカリーカップ(南ア国内最高峰大会)で12戦全勝の完全制覇を遂げた主力メンバーに加え、ジャパンラグビートップリーガーのSOエルトン・ヤンチース(NTTコム)、CTBライオネル・マプー(クボタ)、LOアンドリース・フェレーラ(豊田自動織機)を先発で起用する。さらに、釜石シーウェイブスでプレーしていたウォリック・テクレンバーグが7番に入り、南アでいま最も注目されているひとりのFLヤコ・クリエル、ハードタックラーのNO8ワーレン・ホワイトリー主将とともに強力バックローを形成した。
 9番が有力視されていたロス・クロニエは開幕直前の練習試合でほお骨と鼻を骨折したためツアーメンバーから外れたが、先発するSHファフ・デクラークは国内下位チームのピューマズからライオンズに完全移籍したばかりで燃えており、ヤンチースとのコンビでエキサイティングな展開ラグビーを組み立てていく。
 キャッツ時代に優勝を争った2001年大会以来、15年ぶりのプレーオフ進出を狙える力はある。今年は開幕からアウェイ3連戦で、サンウルブズ戦のあとはニュージーランドで優勝候補のチーフス、ハイランダーズと戦うため、東京での必勝を誓う。
<ライオンズ 試合登録メンバー/第1節 サンウルブズ戦>
1.ルアン・ドレイヤー  2.ロビー・クッツェー  3.ジュリアン・レデリングハイス  4.アンドリース・フェレーラ  5.フランコ・モステール  6.ヤコ・クリエル  7.ウォリック・テクレンバーグ  8.ワーレン・ホワイトリー(主将)  9.ファフ・デクラーク  10.エルトン・ヤンチース  11.コートナル・スコーサン  12.ハワード・ムニシ  13.ライオネル・マプー  14.ルアン・コンブリンク  15.アンドリース・クッツェー   
〔リザーブ〕
16.マルコム・マークス  17.ディラン・スミス  18.ジャック・ファンルーエン  19.ロバート・クリヤー  20.ルアン・アッカルマン  21.ヤコ・ファンデルヴォルト  22.ヘロルド・フォースター  23.ローハン・ヤンセ・ファンレンズバーグ

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