トニー・ブラウン氏が2028年よりNZ代表オールブラックスのアシスタントコーチに就任。現・南アフリカ代表アタック担当コーチ
ニュージーランドラグビー協会(NZR)は6月8日、現在南アフリカ代表でアシスタントコーチを務めるトニー・ブラウン氏(51)が2028年から2年契約でニュージーランド代表“オールブラックス”のアシスタントコーチに就任することを発表した。
現役時代、SOとしてオールブラックス18キャップを重ねたブラウン氏は、ハイランダーズをはじめトップリーグ時代の三洋電機、南アフリカのシャークス、ストーマーズでもプレーした。引退後はハイランダーズで指導者としてキャリアを重ね、2016年より日本代表アタックコーチに就任。当時のジェイミー・ジョセフHCの「名参謀」として、緻密な攻撃戦術を作り上げた。
前回のW杯終了後、2024年から南アフリカ代表“スプリングボクス”の攻撃担当アシスタントコーチに就任し、W杯3連覇を目指すラシー・エラスマスHCと共に順調なチームビルディングを進めている。ブラウン氏は2027年のW杯オーストラリア大会終了後、母国の象徴であるナショナルコーチを指導することになる。
NZRのスティーヴ・ランカスターCEOは「トニーは大きな尊敬を集め、世界中のHCやチームから常に求められているワールドクラスのコーチ」と表現し、「この決定は非常にシンプルで、ベストコーチがNZに帰還することを意味します」と伝えている。
ブラウン氏は「今の私は、スプリングボクスに全力を注いでいます。今後2年間、チームとして何を作り目指していくか、その一点に集中しています」と現職でのフルコミットの意志を述べている。
今後、オールブラックスで本格的な指揮を執るデイブ・レニーHC(現・コベルコ神戸スティーラーズHC)の契約は来年のW杯までと発表されている。契約が延長された場合は、両者が協力しチームの強化を進めることになる。




