【リーグワンD2】豊田自動織機シャトルズ愛知、SOロレシオの大活躍で風下の後半に日本製鉄釜石シーウェイブスを突き放す
■NTTリーグワン2025-26 D2第10節
4月4日@いわぎんスタジアム(岩手)
【S愛知 52-27 釜石SW】
1月17日の第4節ではビジターの日本製鉄釜石シーウェイブスが54-52で勝利を収めているこのカード。3か月後の再戦は、その試合後から5連勝と勢いに乗る豊田自動織機シャトルズ愛知が8トライを奪って52-27で完勝を収めた。
強い風がグラウンドを縦方向に吹き抜ける中で迎えたキックオフ。先にスコアを刻んだのは前半風上のシャトルズだった。
立ち上がりの15分は自陣で戦う時間が長かったものの、21分に中盤でのマイボールラインアウトから右サイドの狭いエリアで細かくボールをつなぎ、CTBトーマス・ウマガ=ジェンセンのオフロードで相手防御を突破。WTBケレビ ジョシュアがライン際を駆け抜け5点を先取する。
シーウェイブスにPGで3点を返された後の28分には、ハイボールのこぼれ球を確保したところからチャンスを作り、SOノア・ロレシオが防御の隙間を鋭く突破。自身にとってリーグワン初となるトライを決め、12-3とリードを広げる。
しかしシーウェイブスもここで粘りを見せ、32分に中盤でややつなぎが乱れたことがかえって奏功しFB阿部竜二が鋭くラインブレイク。外をサポートした高居海靖へとパスがつながり、5点を返す。そのまま12-8とシャトルズリードでハーフタイムとなった。
サイドが入れ替わった後半。SH村上陽平、SO落和史を軸にキックゲームで優勢のシーウェイブスが風上を利して流れに乗るかと思われたが、主導権を握ったのは風下のシャトルズだった。
ふわりと蹴り込んだキックオフボールを確保していきなり好機をつかむと、テンポよくフェーズを重ねたところでSOロレシオがみずから前に出て開始1分にHポールの真ん中に飛び込む。さらに5分には相手ゴール前のペナルティからタップキックで仕掛け、デザインされたムーブでたたみかけてLOフリッツ・ヤンケタヴァナがトライラインを越えた。
その後、シーウェイブスも11分にSO落の右コーナーへのキックパスがWTB小野航大に通り1本返したが、シャトルズは直後の14分、相手陣ゴール前のラインアウトからモールをドライブし、途中出場のSH湯本睦がグラウンディング。31-13とスコアを広げる。
そして続くキックオフからCTBウマガ=ジェンセンのビッグゲインを起点に一気に切り返し、テンポを落とさぬまま攻め切ってSOロレシオがこの日3本目となるトライをマーク。これで38-13として勝利へ大きく前進した。
ラスト20分は両チームともリザーブのメンバーを投入しながら、交互にトライを取り合う展開に。25分にシャトルズのSH湯本が自身2本目のトライを挙げれば、シーウェイブスも29分にゴール前のラインアウトからFW勝負を挑み、PR松山青がなだれ込む。
以後、34分にLOタレニ・セウ、36分にCTBヘルダス・ファンデルヴォルトがトライを加えたところでフルタイム。52-27の最終スコアでシャトルズがボーナスポイント付きの勝ち点5を手にするとともに、第5節からの連勝を6に伸ばした。




