リッチー・モウンガ[東芝ブレイブルーパス東京/SO]が示す不屈のマインド。苦しい6連敗から「どれだけ良くなれるか」
2年連続で頂点に立った王者が、暗く長いトンネルから抜け出せずにいる。
東芝ブレイブルーパス東京が3月22日のリーグワンD1第12節・三重ホンダヒート戦に22-24で敗れ、トップリーグ、リーグワンを通じてチームワーストの6連敗を喫した。
桜をイメージしたピンクの3rdジャージーでこの一戦に臨んだブレイブルーパスは前半6分、SOリッチー・モウンガが鋭く切り込んで左中間に先制トライをマークした。
以降の時間帯、ブレイブルーパスはテリトリーで優位に立ちながらも効果的に得点を重ねることができず、試合は終盤へ。12-21のビハインドで迎えた後半33分、FLアフ・オフィナのトライ(G)で2点差に迫った。
続く37分、敵陣深い位置で攻め込み獲得したペナルティでショットを選択し、今季初めてPGを決めて逆転に成功。しかし試合終了間際に献上したペナルティからヒートがPGを通し、逆転でブレイブルーパスが敗れた。
あと一歩のところで約2か月ぶりの白星を逃したリッチー・モウンガは、細かなハンドリングエラーが重なったチームのパフォーマンスについて「良くはない」と振り返る一方で、逆境に立ち向かうチームを「誇りに思っています」と前向きな目線を向ける。
苦しい、プレッシャーがかかる状況から立ち上がるシチュエーションは「個人として好きな状態です」というモウンガ。「その中でどれだけ自分が良くなれるのか、チームが良くなれるのかというところを、楽しんでいます」と現在のマインドを表現した。
「負けが続いて、チームで話すことはもう話し切ったと思うので、ここからは自分自身がプレーでどれだけチームを引っ張れるかというところに入ってきたと思います」
次戦は「とてもタフなチーム」と評するクボタスピアーズ船橋・東京ベイが相手だ。厳しい戦いを前に「“壁”に立ち向かう」と覚悟を示す。



