スーパーラグビー日本チーム「サンウルブズ」に期待大。 壁をぶち破れ!
10月5日、秩父宮ラグビー場内ジャパンクラブにて、スーパーラグビー2016に参戦することが決まっている日本チームの名称が発表された。SUN(太陽)とWOLVES(オオカミ)を組み合わせたSUNWOLVES(サンウルブズ)。そのロゴは太陽がオオカミを照らしているイメージになる。
太陽は日出ずる国である日本を象徴し、オオカミは仲間を守り、群れで統率をとり、組織力で獲物を捕らえるなど団結力に秀でている。また、サイズには恵まれないが、俊敏で、運動量があり、組織で戦う日本のラグビーのプレースタイルに重ね合わせている。
今年5月29日から6月19日まで一般公募され、総数3320通中海外からも2割の人々が参加するなど関心を集めた。実際にSUNWOLVESという投票はなかったが、多かったのはSUNS。ただ、商標登録上SUNだけでは難しく、WOLEVESを組み合わせた。チーム運営法人のジャパンエスアールが最終決定をしたが、当初チームディレクターだったエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチも投票に参加したという。
「スーパーラグビーは日本にとって大きな挑戦になります。不可能と思われていることに1歩1歩踏み出すことの大切さを世の中に伝えていければ」と上野裕一CEO。
ワールドカップ終了後には、ヘッドコーチ、選手、ユニフォームが発表される見込み。
当初、スーパーラグビーを運営するSANZARからは対等に競り合えるチームを送るように求められてきたが、今回のワールドカップでの南アフリカ戦勝利など日本のパフォーマンスは大きく評価され、むしろ、新規参入チームには期待の方が大きいという。
「2019年の日本大会の勝利が最大の目標ですが、サンウルブズが世界最高峰のリーグで世界の壁を突き破るほどのインパクトを残す。そんな期待も込めています」と上野CEOが話すように、?壁をぶち破れ″(ブレイク・ザ・ライン)というコンセプトを合言葉に、挑戦は始まる。