フィジー代表主将のテビタ・イカニヴェレ、新加入ヒートで王者撃破も謙虚。
チャンピオンチームから勝利。立役者の一人は慎ましかった。
テビタ・イカニヴェレ。三重ホンダヒート所属の26歳だ。身長183センチ、体重113キロのサイズで、最前列のど真ん中にあたるHOを務める。
加盟するジャパンラグビーリーグワン1部の第7節で、2連覇中の東芝ブレイブルーパス東京を44-38と下したばかりだった。来季からの本拠地となる栃木のホンダヒート・グリーンスタジアムで2連勝と前向きな材料は揃う。
自身も大きな突破、ターンオーバー、先頭中央で組むスクラムにおいて強さとスキルを披露している。それでも現在7戦5敗のレギュラーシーズンの渦中とあり、地に足をつけている。
スタンド下のミックスゾーンで述べた。
「(試合直後のため)まだ見返したわけではありませんが、まずはきょうしっかり喜んだうえで明日にリカバリーをする。その翌日、しっかりレビューします。(自らの突破は)他の選手が役割を果たしてくれたおかげでできたスペースに、走り込んだだけです。いい準備がパフォーマンスに繋がったとは思いますが、疲労したなかでのセットプレーなどには課題があります。試合ごとに成長したいです」
フィジー代表で主将を担う。期待されながら日本デビューを果たすや開幕から持ち味を発揮。「ホンダからチャンスをもらって来日できたのは神の御導き。日本での生活は満喫しています」と微笑み、食の話題でさらに表情を崩す。
好物は焼肉だ。最近、同僚PRの平野叶翔の実家が専門店を営んでいると耳にした。
「いま、義理の家族が訪れています。明日は平野の実家へ連れて行きたいです。星野(克之=PR)も美味しいと話していたので、それを信じます!」
約5分の即席取材を通し、「神の御導き」と繰り返していた。信心を貫きよりよく、より楽しく生きようとしている。




