国内 2026.01.23

サンゴリアスの髙本幹也がメンバー外になって思ったこと。先発復帰で結果にコミット。

[ 向 風見也 ]
サンゴリアスの髙本幹也がメンバー外になって思ったこと。先発復帰で結果にコミット。
髙本幹也[東京SG/SO](撮影:舛元清香)

 東京サントリーサンゴリアスの髙本幹也が、3試合ぶりにスターターの司令塔となる。

 埼玉・熊谷ラグビー場でのジャパンラグビーリーグワン第6節を2日後に控えた1月22日、オンラインで会見。ここまで全勝の埼玉パナソニックワイルドナイツへ挑む思いを述べた。

「何としても1点でも多く勝てるよう、ゲームコントロールを意識して頑張っていきたいです。あまり詳しいことは言えないですけど、パナソニックさんはディフェンスが粘り強いので(サンゴリアスは)アタックするところはアタックし、キックを蹴るところはキックを蹴り、相手の陣地で戦えればとは思います」

 イメージするのは「FWの外国人選手」の存在だ。

「フィジカルに来る。そこで負けないように、ゲームコントロールしたいです。(当該選手が)僕を狙って(タックルや突進をしに)くる可能性もありますし、FWバトルで拮抗するシーンもあると思います。そこで、なるべく(味方の)FWの体力を温存させられるようにしたいです」

 ちょうど大学選手権を連覇していた帝京大で副将を務め、2023年加入のサンゴリアスでは一昨季から2シーズン続けて全試合に出場。’24年は代表関連活動にも帯同した。

 冷静な判断と技能で将来を嘱望されてきたが、今季は苦い経験を味わっている。

 第3節でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに20-79で今季初黒星を喫すると、第4節ではメンバー外となった。

 現役時代に日本代表のSOだったOBの小野晃征ヘッドコーチは、高本にタックルミスがあったことなどを踏まえてこう説明した。

「(SOは)ボールを持っていても、持っていなくても、アタックでも、ディフェンスでもチームをリードするのが大事です」

 組織の意思決定に、本人は「メンバーから外れる経験をして、外から見て気づいたこともある。『僕だったらこうするのにな』というシーンがたくさんあった。10番(正SO)として戦いたいと再確認もできた」。正直に言えば、同じポジションのライバルに負けたとは思えなかった。

 指摘された課題の改善に励み、「いつかチャンスが回って来た時に、結果を残そう」と思っていたところで第5節を迎えた。途中出場し、三重ホンダヒートを相手に30-15での連敗ストップに貢献。次なる大一番へこう意気込む。

「試合中にある目の前にあるチャンスは逃さないでおこうと、改めて思いました」

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