日本代表 2025.11.17

新国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」2026年から隔年で開催。日本は南半球グループで参加、北半球の強豪とバトル。

[ 編集部 ]
新国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」2026年から隔年で開催。日本は南半球グループで参加、北半球の強豪とバトル。
日本代表は来年、シックスネーションズ参加チームと対戦する(撮影:上野弘明)

 日本を含む12チームが参加する、男子15人制ラグビーの新国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」が2026年から隔年で開催される。11月17日に日本ラグビー協会など各国協会・団体が発表した。

 来年初開催されるネーションズチャンピオンシップは、テストマッチ開催期間の7月と11月におこなわれる。「北半球」のシックスネーションズ参加チーム(イングランド、フランス、アイルランド、イタリア、スコットランド、ウェールズ)と、「南半球」のSANZAAR加盟4チーム(アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ)に招待チームの日本とフィジーが加わった6チームずつのグループで構成され、南北グループのクロスマッチが展開される。

 7月の「南半球シリーズ」は、北半球のチームが南半球に遠征して3試合、11月の「北半球シリーズ」は南半球のチームが北半球に遠征して残る3チームと試合をおこなう。各グループ内の順位を6試合のポイントで決定し、11月下旬にロンドン・トゥイッケナムで開催される「ファイナルズ・ウィークエンド」では南北グループの同順位同士で対戦する。

 ダブルヘッダーが3日間続くファイナルズ・ウィークエンドでは、南北首位チームの対戦により大会王者が決まるだけでなく、2位以下各チームの対戦においてもグループ全体のポイント獲得を競い、南半球/北半球の団体戦の意味合いも持つバトルが繰り広げられる。

 日本とフィジーは、2026、2028、2030年の3大会へ南半球グループの招待チームとして出場することが確定している。また7月の南半球シリーズにおいて、フィジーのホームゲームと、日本のホームゲームの一部は、チームの移動や大会運営上の都合により国外で開催される予定だ。

 2026年以降の3大会は、日本国内ではWOWOWで放送・配信される。大会レギュレーション、試合会場、キックオフ時間、昇降格等の情報は確定次第発表される。

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