ニュージーランド代表オールブラックスがアイルランド代表を撃破。シカゴで9年越しのリベンジ達成。
ラグビー日本代表戦 4週連続WOWOWで!
11/8(土)午後9:00「アイルランドvs日本」生中継
■男子インターナショナルマッチ
11月1日@ソルジャー・フィールド(シカゴ)
【ニュージーランド 26-13 アイルランド】
世界ランキング2位・ニュージーランド代表“オールブラックス”と同3位・アイルランド代表がアメリカ合衆国・シカゴで2016年以来の対戦。9年前の一戦はアイルランドがオールブラックスに初勝利を挙げた記念碑的なゲームであった。
前半3分、アイルランドのLOタイグ・バーンがノーバインドタックルでイエローカードを受け、後にバンカーシステムでレッドカードに格上げとなる。14人となったアイルランドだが、7分にSOジャック・クロウリーのPG成功で3点を先制する。さらに16分にはペナルティ起点のラインアウトから深い位置でフェーズを重ね、PRタイグ・ファーロンが右中間にトライ(G)。リードを10点に広げた。
追うNZは19分にFBウィル・ジョーダンのゲインからボールをつなぎ、FLアーディ・サベアがトライゾーン右スミに飛び込む。SOボーデン・バレットが鋭い角度からコンバージョンを通して7点を返した。
前半はここからスコアが動かず、10-7でアイルランドがリードし試合を折り返す。
後半のスタートも均衡した展開となる中、11分にアイルランドがPGで3点を加える。
徐々にランでゲインを切れるようになり、流れを引き寄せたNZは敵陣深い位置でペナルティキックを獲得すると、タップキックからFW陣で押し込み、22分にPRタマイティ・ウィリアムズがフィニッシュ。7点を追加し逆転に成功した。
続く27分には中盤のポイントから右に展開し、PRウィリアムズ、SOバレット、FBダミアン・マッケンジーへ素早くつないでブレイク。最後は内側からサポートに走ったFLウォレス・シティティがトライ(G)をマークしリードを広げた。
さらに37分にもゴール前スクラムからSHキャム・ロイガードが持ち込みトライラインを越える。ミスが重なり苦しい展開が続いていたオールブラックスであったが、最終的に4トライを加え26-13でアイルランドに勝利。9年前の雪辱を果たした。
11月は「キルター・ネーションズシリーズ」のテストマッチが続く両チーム。アイルランドは8日にダブリンで日本と対戦し、同日ニュージーランドはエディンバラに乗り込みスコットランドと戦う。
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