ワールドカップ 2015.09.09

イタリア代表のパリセ主将、フランス代表との大一番に間に合うか?

イタリア代表のパリセ主将、フランス代表との大一番に間に合うか?

自身にとって4回目のワールドカップに燃えるイタリア代表のセルジオ・パリセ

(Photo: Getty Images)

 イタリア代表が今秋のラグビーワールドカップで史上初のベスト8入りを果たすためには、プールDでアイルランドかフランスを倒さなければならないが、主将のNO8セルジオ・パリセが9月19日にトゥイッケナムでおこなわれるフランス代表との第1戦に出場できない可能性が出てきた。

 “アズーリ”で最多タイの113キャップを重ねてきたパリセは、先週末のウェールズ代表戦で左脚を負傷。血腫があり、取り除く手術を月曜日夕方に受けたことをイタリアラグビー協会が明らかにした。まもなく32歳の誕生日を迎えるパリセの回復状況の詳細は、今後数日の内に発表される。
 もし、攻守の要で強いキャプテンシーを持つパリセがフランス戦欠場となれば、イタリア代表にとっては大打撃だ。

 イタリア代表では、今年のシックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)で10番を着ていたニュージーランド出身のSOケリー・ハイモナが右腕骨折から回復せず、ワールドカップ出場を断念している。
 さらに、本番前最後のウォームアップゲームとなった今月5日のウェールズ戦では、CTBのルーカ・モリーシとゴンサロ・ガルチアが負傷交代しており、彼らの状態も心配される。

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