海外
2025.08.01
NFL挑戦のルイス・リース=ザミット、ラグビー復帰へ。

アメリカンフットボール「NFL」出場を目指していた元ウエールズ代表WTBルイス・リース=ザミットが日本時間8月1日、自身のInstagramアカウントでラグビーへの復帰を発表した。
優れたスピードとウエールズ代表32キャップ、14トライの実績を持つルイス・リース=ザミット(24)は2024年にアメリカンフットボールへの転向を発表。NFLのインターナショナル・プレーヤー・パスウェイ・プログラムを通じて、同年3月にカンザスシティ・チーフスと3年契約を結んだが開幕前の8月下旬にウェイバー(支配権を放棄)となった。
その直後、ジャクソンビル・ジャガーズのプラクティススクワッドに入り、レギュラーシーズンの試合に出場できる53名のレギュラーロースター入りを目指していたが、NFL挑戦初年度は昇格が叶わず。2025年2月にジャガーズとワイドレシーバー(WR)のポジションでアクティブロースター契約を結び、今年9月開幕のレギュラーロースター入りを目指していたが、このタイミングでNFL挑戦を断念することになった。
リース=ザミットはウエールズ代表として出場した2023年W杯での自身の写真にキャプションを添えてポスト。この約1年半の挑戦について「素晴らしい経験でしたが、そろそろ故郷に戻る時が来ました。来シーズンに向けて準備を整えるため、今が最も適切なタイミングだと判断しました」と決断のプロセスをを伝えた。
「私の頭にあるのはただ一つ、ラグビーに復帰して自分が最も得意であることをすることです。言葉にできないほど、興奮しています!」
近日中に新たな発表があると予告している。