【関東高校大会】國學院栃木がセンバツ王者桐蔭学園を圧倒。地元開催の大会でAブロックを制す。

関東8都県の代表28校が参加し栃木県の佐野市運動公園で開催された第73回関東高校大会は、6月8日に競技2日目がおこなわれ、A〜Gまでの全7ブロックで優勝校が決定した。
最上位カテゴリーのAブロック決勝は、3月の全国選抜大会を制した桐蔭学園(神奈川)と、地元栃木の國學院栃木が対戦。攻守に相手を上回った國學院栃木が8トライを奪う猛攻を見せ、50-7でセンバツ王者に快勝して4大会ぶり4度目の優勝を果たした。
開始1分のFB手塚慈英のノーホイッスルトライで先制した國學院栃木は、その後もキレのいいアタックと看板の堅守で主導権を握り、優勢に試合を進める。19-7と先行して前半を折り返すと、後半はさらに攻勢を強めて桐蔭学園を圧倒。FB手塚やCTB家登正宜らが立て続けに5トライを追加し、大きく突き放してフルタイムを迎えた。

また目黒学院(東京)と茗溪学園(茨城)が激突したAブロックの3位決定戦は、一進一退の接戦を目黒学院が15-12で制した。NO8ロケティ ブルースネオルのトライで前半7-5と先行し、後半も先に1トライ1ゴール1PGを追加。茗溪学園の追撃を持ち前のディフェンスでしのいで振りきった。
なおBブロック決勝は流経大柏(千葉)が54-7で山梨学院(山梨)に完勝。同3位決定戦では昌平(埼玉)が35-12で明和県央(群馬)に勝利した。
Cブロック以下の結果は以下の通り。
【第73回関東高校大会2日目結果】
・Cブロック
東海大相模 48-17 川越東
國學院久我山 59-7 桐生第一
・Dブロック
早稲田実 50-7 熊谷工
関東学院六浦 31-8 日大明誠
・Eブロック
本庄第一 34-0 東洋大牛久
東京朝高 27-12 佐野日大
・Fブロック
東京 57-0 専大松戸
日大藤沢 54-7 高崎
・Gブロック
東海大浦安 12-10 清真学園
明治学院東村山 67-0 作新学院