日本代表SH齋藤直人、フランス・TOP14トゥールーズとの契約延長を発表。「世界一のクラブ」で2季目へ。

　フランス・TOP14のトゥールーズは現地時間6月5日、所属する日本代表SH齋藤直人(27)との契約を2025-26シーズンまで1年間延長することを発表した。

　齋藤は2020年の早大卒業後、当時トップリーグのサントリーに加入。2024-25シーズンからトゥールーズに移籍し、今季TOP14で17試合に出場、5月10日の第23節・トゥーロン戦で初トライをマークした。欧州チャンピオンズカップでも2試合に出場している。

　同ポジションのチームメイト、フランス代表SHアントワンヌ・デュポンが今年のシックス・ネーションズで負傷する中、出場機会を増やし存在感を高めてきた。昨夏の契約締結当初は1年契約で追加のオプションはないと発表されていたが、双方の合意で2季目もプレーすることが決まった。

　トゥールーズはSNSで齋藤の契約延長を伝える動画を発表。「スタッド・トゥールーザンでプレーすることができて、とてもうれしいです。なぜなら、このチームはヨーロッパもしくは世界で一番のクラブだと思うからです」と日本語で気持ちを表現した。

　さらにフランス語で「スタッド・トゥールーザンとの契約を延長することをとてもうれしく思っております。サポーターとチームの皆さんのご支援を感謝し、これからもクラブとトゥールーズの皆さんのために全力で尽くしたいと思っております」と述べた。

　トゥールーズはTOP14の第25節終了時点で勝ち点90を重ねており首位を独走、プレーオフ進出が決まっている。