国内 2025.05.16

レッドハリケーンズ大阪が選手8名の退団を発表。PR北島大、WTB茂野洸気ら4名は現役引退。

[ 編集部 ]
レッドハリケーンズ大阪が選手8名の退団を発表。PR北島大、WTB茂野洸気ら4名は現役引退。
(左上から時計回り)北島大、マイケル・アラダイス、小原充誠、鶴田諒、茂野洸気、小林正旗

 NTTリーグワン ディビジョン2のレッドハリケーンズ大阪は、2024-25シーズン限りで退団する選手とスタッフを5月13日に発表した。

 退団が発表されたのは下記の8名。PR北島大、CTB小林正旗、WTB茂野洸気、WTB鶴田諒は現役引退を表明している。

 タイトヘッドPRの北島大は2008年の法大卒業後、当時トップウェストAリーグに加盟していたNTTドコモに加入。以来17季に渡りレッドハリケーンズでプレーを続け、39歳となり迎えた今季も4試合に出場したがブーツを脱ぐことを決めた。

「どんな苦境でもチームの背中を押し続けてくれたファンの皆様、キツイ練習を共に乗り越え、喜びや悔しさを分かち合い、グラウンド内外を共に歩んできたラグビー仲間、そして怪我や病気等、様々な困難が降りかかる私を支え続けてくれた家族、これだけ長く選手生活を続ける事ができたのは皆様のおかげです」と感謝を示すコメントを発表している。

 今季13試合に出場した36歳の茂野洸気、同じ年齢の鶴田諒、32歳の小林正旗も現役生活にピリオドを打つ。茂野は拓大卒業後の2011年から14季に渡りプレーし、今季はバイスキャプテンとしてチームをまとめていた。弟はトヨタVに所属する海人。「キャリア終盤には手術を要する多くの怪我を負いましたが、自分自身が歩んできた道のりに一切の悔いはなく、本当にやりきったと思えるラグビー人生でした」と心境を伝えている。

 2022-23シーズンに九州共立大からアーリーエントリーで加入した小原充誠、ニュージーランド出身のマイケル・アラダイスら4名は今季でチームを離れる。

 合わせてアシスタントコーチのロビンス ブライス氏、ボーク コリン雷神氏ら6名のスタッフの退団も発表された。

 今季のレッドハリケーンズ大阪は6勝8敗(勝ち点30)で2年連続4位となった。

<レッドハリケーンズ大阪 2024-25シーズン退団選手>
PR北島 大[17年・引退]
LOマイケル・アラダイス[2年・退団]
LO小原 充誠[3年・退団]
SH牧山 巧樹[4年・退団]
SOブライス・ヘガティ[2年・退団]
CTB小林 正旗[10年・引退]
WTB茂野 洸気[14年・引退]
WTB鶴田 諒[3年・引退]
※カッコ内の数字は在籍年数

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