レン・イキタウがオーストラリア協会と2027年まで契約延長。サバティカルで今秋からイングランドでプレー。

　オーストラリア代表“ワラビーズ”39キャップのCTBレン・イキタウが、オーストラリアラグビー協会（RA）およびブランビーズとの契約を更新し、2027年末まで延長することを4月24日に発表した。契約には2025-26シーズンにサバティカルでイングランド・プレミアシップのエクセター・チーフスでプレーする内容が含まれる。

　ブリスベン出身で26歳のイキタウは2019年にブランビーズに加入し、2021年にワラビーズで初キャップを獲得した。負傷の影響もあり2023年のW杯のスコッドには入らなかったが、昨年のザ・ラグビーチャンピオンシップ、オータム・ネーションズシリーズは全試合に先発出場しワラビーズで欠かせぬ存在となっている。

　イキタウは今年のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦終了後にエクセターに合流すると報じられている。イングランドでは今秋から来年6月頃までプレーを続け、オーストラリアに帰国後はワラビーズで自国開催の2027年W杯に向けパフォーマンスを高める予定だ。

　イキタウは「RAとブランビーズが柔軟な契約を結んでくれたことに感謝しています。私と家族は英国のエクセターでユニークな人生経験ができることを楽しみにしています。自国でのW杯開催が迫る中、キャンベラとブランビーズに戻れるということは、とても心強いです」とのコメントを残している。