【リーグワン】強風の熊谷でワイルドナイツがダイナボアーズから6トライ奪う快勝。無敗で後半戦へ。
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■NTTリーグワンD1第9節・2月22日@熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 (埼玉)
【埼玉WK 39-10 相模原DB】
8勝1分の無敗で首位を走る埼玉パナソニックワイルドナイツが、前半戦最後のホストゲームに3勝5敗で9位の三菱重工相模原ダイナボアーズを迎えた。ワイルドナイツはアーリーエントリーのHO佐藤健次を初めて先発起用した。
強風の風下ながら、立ち上がりから攻め込むワイルドナイツ。前半4分にラインアウトモールからHO佐藤健次が先制のリーグワン初トライをマークすると、続けて6分にもライン攻撃からWTB竹山晃暉が中央で一人をかわしてグラウンディング。自らコンバージョンも決めて12点を先行した。
その後もワイルドナイツが試合の主導権を握る。20分に右への展開からFB野口竜司がトライ(G)。28分にもPGを決めてリードを22点に広げた。
ダイナボアーズは36分にWTBタウモハパイ ホネティが左に空いたスペースへトライを返し、22-5のワイルドナイツリードで前半を折り返した。
後半最初のスコアもワイルドナイツに入る。7分に左前方へのキックにWTB竹山晃暉が反応、タッチ際で粘りながら通したラストパスをFLラクラン ・ボーシェーがグラウンディングした。
その後も26分に敵陣深い位置でのインターセプトからの展開でFLベン・ガンターがトライ。続けて29分にも中央右寄りのスクラムから左へパスをつないでFB野口竜司が再びトライラインを割り、ワイルドナイツが39点を重ねた。
以降は両チームともHIAによる退出者が出る中、臨機応変に選手を配置。試合終了間際にダイナボアーズが1トライを返してフルタイムを迎えた。最終スコアは39-10、6トライを奪い完勝したワイルドナイツがBPを獲得し、無敗でレギュラーシーズンの前半戦を終えた。
ロビー・ディーンズ監督は8勝1分でレギュラーシーズンを折り返したワイルドナイツの今後について、「Keep Going」と一言。「前に進み続けていき、学んで成長していくだけです」と姿勢を示した。