海外
2025.02.03
SRモアナ・パシフィカのキャプテンに今季移籍のアーディー・サヴェアが就任。
スーパーラグビー・パシフィックのモアナ・パシフィカが、2025シーズンのキャプテンに今季より加入したアーディー・サヴェアをキャプテンに任命したことを2月3日に発表した。
ニュージーランド代表“オールブラックス”94キャップで、2023年の世界最優秀選手にも輝いたバックローであるアーディー・サヴェアは、ウェリントンで生まれ育ちサモア国籍を持つ31歳だ。オールブラックスではバイスキャプテンを務める。
2013年からスーパーラグビーのハリケーンズでプレーし、2021年からはキャプテンとしてチームを率いた。2024シーズンは1季限定のサバティカルでリーグワンのコベルコ神戸スティーラーズでプレーし、2025シーズンにサモアやフィジーなど太平洋諸国にルールを持つ選手で構成されるモアナ・パシフィカに2027年までの大型契約で移籍した。チームには3歳上の兄・ジュリアンも所属する。
移籍初年度でチームのスキッパーとなるアーディー・サヴェアは、「まず第一に自分自身をリードしなければなりません。フィールドでのパフォーマンスやトレーニング、フィールド外でも同じように。そして兄弟とも言える選手たち、チーム、フランチャイズの人々に対し、自分ができることで貢献していきたい」と意気込む。
キャプテンに指名したタナ・ウマンガHCは、「アーディはハードワーカーであり、プロとしても人としても自分自身に高い基準を設けて、周囲の人を良い方向に動かすロールモデルだ」と評し、大きな期待を寄せている。
モアナ・パシフィカは昨季12チーム中11位という戦績を残した。2025シーズンの開幕戦は2月15日にフォースと対戦する。