トヨタヴェルブリッツの姫野和樹キャプテン、ハムストリングの負傷で最低2か月の離脱。
トヨタヴェルブリッツの姫野和樹キャプテンが、ハムストリングの負傷により最低2か月は離脱することが明らかになった。
1月19日、埼玉ワイルドナイツ戦後の記者会見でスティーブ・ハンセンHCが明かした。
姫野はヴェルブリッツファンに今季初勝利を届けた長良川でのブラックラムズ東京戦(1月11日)で、後半36分に足を負傷。足を引きずりながらピッチを去っていた。
ハンセンHCは姫野の容態について、「ハムストリングをケガしており、予定では復帰まで2か月かそれ以上かかる見込み。現在も出血や腫れがあるので、来週にスキャンをおこない、また最新の情報をお伝えしたいと思います」と説明した。
キャプテンの離脱はチームにとって大きな痛手だが、ヴェルブリッツのバックローはリーグ屈指の層の厚さを誇る。
姫野の代わりに出場したのはリーグワンデビューを飾った新人のNO8奥井章仁。いきなり3度のスティールを披露する上々のデビューを飾った。
ハンセンHCは奥井について、「非常に良いプレーを見せてくれた」と称え、「リーグワンでデビューするまでの長い間、準備をしてきた選手であり、リーダーの一人でもあります。非常に賢く献身的な選手で、まだ伸びしろもある」と続けた。
他にもウィリアム・トゥポウ、アイザイア・マプスア、売り出し中の三木皓正、そして緊急加入した元ワラビーズのキャプテン、マイケル・フーパーがいる。
ワイルドナイツ戦では、ヴェルブリッツが初めてミクニワールドスタジアム北九州でホストゲームを開催。同スタジアムのラグビー公式戦では最多入場者数となる1万3251人を集めた。
「本当に美しいスタジアムで、フィールドの状態も良く、観客のみなさんの声も間近に感じました。先ほどトヨタの会社の人ともお話をさせていただきましたが、おそらく来季も戻ってくることになる。その機会が実現すれば、それを非常に楽しみにしている」とハンセンHCは語った。