女子
2015.03.27
香港女子セブンズ 女子日本選抜は準優勝!
銀メダルを首にかけ、チームスタッフや香港スタジアムの大観衆に祝福される
女子セブンズ日本選抜の桑井亜乃とマテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ(撮影:高塩隆)
世界12か国・地域が参加した香港女子セブンズは大会最終日の27日、順位決定トーナメントがおこなわれ、女子セブンズ日本選抜は準優勝の好成績で大会を終えた。
カップ準々決勝でアルゼンチンを43-5と圧倒した日本は、準決勝ではホームチームの香港相手に先取点を奪い10-5で逃げ切った。決勝は、男子セブンズワールドシリーズ(香港セブンズ)の会場である約4万人収容の香港スタジアムでおこなわれ、日本は世界ランキング2位のカナダ相手に健闘したものの、12-24で敗れた。
「香港スタジアムで日本の女子チームが試合をするのは初めてのことなので、まずはここまでこれたことについて選手たちを褒めてあげたい。ただ今回の準優勝で満足しているわけではないので、我々チームはスタッフも含め、改めてラグビーに臨む姿勢や生活も見直し、来週の東京セブンズで日本の皆さんに応援していただけるよう、パフォーマンスをあげていきたい」と浅見敬子ヘッドコーチ。
中村知春キャプテンは、「決勝戦は試合の最初の入り方で相手に流れを持っていかれたことが敗因。それでも、試合を重ねるごとに粘りのラグビーはできてきていると思う。東京セブンズ、さらにその先に向けて、セットプレーのリズムを作って試合の入り方を修正していきたい」と戦いを振り返った。
4月4日と5日に秩父宮ラグビー場で開催される東京セブンズでは、女子セブンズ日本代表とオランダ代表のエキシビションマッチ4試合(2試合ずつ)もおこなわれる。
IRB女子最優秀選手のマーガリ・ハーヴィー(写真中央)らがいたカナダに日本は健闘
(Photo: World Rugby/Martin Seras Lima)
(Photo: World Rugby/Martin Seras Lima)