パリオリンピックに臨む男女セブンズ日本代表、新ジャージーお披露目。丸尾「勇ましい感じ」
日本ラグビー協会は7月8日、パリオリンピックに臨む男女セブンズ日本代表の新ジャージーを発表した。
同日におこなわれた発表会でお披露目された。
2021年6月以来となるジャージーの変更は、代表のスローガン(男子は「Faster & Braver」、女子は「立・動・戦」)や選手からのヒアリングが反映されている。
新ジャージーのデザインには、「力、ならわし、縁起」を意味する吉祥文様を取り入れ、伝統の赤と白を基調とし、強さを強調した深みのある赤を採用。セブンズ日本代表のスピード感が斜めのボーダーによって表現されている。
7本のストライプには、バランスを変えることによってグラウンド上で戦う一人ひとりの「個性、敏捷性、攻撃」を連想させ、筆調とすることでチームとしての「結束」を表現したという。
オルタネイト(セカンド)ジャージーは、武士の誇をイメージした紺と白のカラーリングとなっている。
なお、レプリカジャージーはカンタベリーオフィシャルオンラインストアにて8月14日から予約販売が始まる。
実際にジャージーを着用して壇上に上がった選手たちからは好印象の声が届いた。
丸尾崇真は「とても伸縮性があって、薄くて丈夫。深い赤は力強くて、勇ましい感じで良い」と話した。
また、同日から31日までの期間限定で、東京・丸の内にあるカフェ「Marunouchi Happ. Stand & Gallery」に応援ベースが設置される。
店内外には男女セブンズ日本代表の写真やロゴによる装飾が施され、同代表を応援できるデジタルの寄せ書きシステムも店内に設置される。
お店を訪れた平野優芽主将は、「ラグビーは15人制の方が注目されがちだけど、こうしてセブンズも取り上げていただいてすごく嬉しい」と喜びを語った。
実際に寄せ書きシステムを利用し、「桜を咲かせる」とメッセージを寄せた。
「東京オリンピックは悔しい結果に終わってしまったので、パリではチームの目標であるメダル獲得も達成したいですし、サクラセブンズらしく最後まで諦めない姿勢、小さな体でも大きい相手に立ち向かう姿を見せたい。たくさんの方に(応援メッセージを)書いていただけたら嬉しいです」