国内 2024.04.02

九州電力キューデンヴォルテクスに帝京大優勝メンバー上杉太郎らが加入

[ 編集部 ]
九州電力キューデンヴォルテクスに帝京大優勝メンバー上杉太郎らが加入
左から上杉太郎、竹部力、深田晋平(写真提供:九州電力キューデンヴォルテクス)


 リーグワンの九州電力キューデンヴォルテクスに、大学を卒業したばかりのフレッシュな3人の選手が加わった。いずれも地元・九州の出身で、FWの上杉太郎(帝京大学)、竹部力(法政大学)、BKの深田晋平(福岡大学)が新たなエナジーをチームにもたらす。

 上杉は帝京大学の背番号3をつけて活躍し、全国大学選手権大会3連覇に貢献した強力なプロップ。熊本西高校出身。キューデンヴォルテクスを選んだ理由について、「生まれ育った土地にある、唯一のリーグワンのチーム。九州のラグビーを盛り上げたいという思いで入団を決めました」と述べ、「レベルの高いチームですが、その中でしっかり努力してチームに貢献できるようプレーしたいです。スクラムの安定性が持ち味。安定したボールをバックスに供給できるよう努めていきます」と意気込みを語った。

 大分舞鶴高校出身で、法政大学ではFWリーダーを務めた竹部は、「小さい頃から、スクールでキューデンヴォルテクスにはお世話になっていました。地元・九州でプレーしたいという気持ちがあり、このチームに入団することを決めました」。プロップとロックでプレーでき、「ボールキャリーやラックのジャッカル、激しいプレーを見てほしいです。新しい仲間と切磋琢磨して、早くチームに貢献できるようになりたいです」と燃えている。

 深田は福岡工業高校、福岡大学出身。「九州・福岡で生まれ育って、地元に根付いたチームで活躍したいという思いで、入団を決めました。レベルの高いチームでプレーできることを、嬉しく思います」とコメント。ポジションはスタンドオフで、将来の司令塔候補だ。「持ち味である、キックやゲームコントロールに注目してほしいです」とアピールした。

PICK UP