再び世界に挑む。山田章仁がタグワールドカップ日本代表に。
ラグビー日本代表25キャップで41歳にして現役選手の山田章仁が、これまでプレーしてきた15人制、7人制に加えて新たな部門の代表チームに入った。
入ったのはタグフットボール日本代表『男女混合シニア』。10月15日までにニューサウスウェールズへ渡り、原則3年に1度あるタグワールドカップのオーストラリア大会へ出る。
NPO法人「日本タグフットボール協会」によれば、「30を超える国、地域から約200チーム、4,500人以上の選手・スタッフが参加する予定」。日本代表は2003年の第1回大会から継続して出ているという。
このほど知人を介して参加の山田は、自分が動くことでタグラグビーの認知度を広げたり、その延長で2035年の15人制ラグビーワールドカップの日本招致への力になったりしたいという。
「わたくしがプレーすることで知ってもらえたら」
15人制ラグビーのジャパンとしては、2015年のワールドカップイングランド大会で南アフリカ代表などから歴史的3勝。サモア代表戦で奪ったスコアは、迫るタックラーを回転してかわして決めたとあり「忍者トライ」と称される。
稀代のフィニッシャーとして国内の旧トップリーグで計2度、トライ王に輝いており、リーグワンも含めた国内リーグでの通算トライ数は最多タイの109。41歳になった今季は、リーグワン3部の丸和MOMOTARO’S成田へ「営業兼選手」として入ったばかりだ。今度のチャレンジへは新しく加わったチームからも応援されており、件の代表チームのウェアにも責任企業がスポンサーロゴをつける。
山田はここまでタグラグビーの本格的なプレー経験こそないものの、かつて所属してきたチームの普及活動で子どもたちのタグラグビーを支えたことがある。戦略性が問われるうえに鬼ごっこの要素が強いタグラグビーは、ひとたび知られれば世界中の老若男女に親しまれるであろうと知る。
世界に挑むのは18日までだ。開会式のある初日には、自身のインスタグラムでライブ配信をするかもしれない。
帰国後はすぐに所属先へ再合流。「そんなの、いつも通り」と、忙しいのは当然と言いたげだ。19日にはニューサウスウェールズのストックマンラグビーとの国際親善試合がある。このゲームに自信が出るかは未知数だが、マッチメイクに自身が関わっている点は強調したい。先方のコーディネーターと仲がよかったことから、チーム同士を繋げたのだ。
そういえば肩書きは「営業兼選手」だ。「営業って、何でも屋。所属させてもらっている丸和の名前をひとりでも多くの方に知ってもらう」と軽やかに補足した。




