【日本代表】9トライ奪いカナダに大勝。自信と課題つかむ白星
■リポビタンDチャレンジカップ2026
9月5日@デンカビッグスワンスタジアム(新潟)
【日本 57-12 カナダ】
2026年、ここまでのテストマッチ5試合で1勝4敗の戦績を残す日本代表は世界ランキング12位につける。翌週開幕のパシフィックネーションズカップ(PNC)を前に同24位のカナダ代表を迎え、新潟で18年ぶりのテストマッチに臨んだ。
CTB廣瀬雄也の好走で幕を開けたゲームは、立ち上がりから日本のペースで展開が進む。
スクラムで優位に立ち、カナダのペナルティを誘発して早々にチャンスを作ると、前半5分にラインアウトモールからトライラインを越えてPR岡部崇人がグラウンディング、5点を先制した。以降も相手の規律の乱れを突きながら、ラインアウトとモールを機能させた日本は15、22分にもFW陣が押し込みトライを重ねた。
27分のチャンスはラインアウトからBKに回して得点を取り切る。初キャップのWTBイノケ・ブルアが切り込むと、フォローに走ったCTB廣瀬が中央へトライゾーン中央へ抜けた。
前半最後のアタックでは中央突破から右サイドに展開すると、FL下川甲嗣が大外に飛び込んでトライを取り切った。カナダを1トライに抑えながら日本が4トライを重ねた前半は31-7のリードで折り返した。
後半開始直後、カナダの落球から素早く攻め立て、HO原田衛がこの日の2トライ目をマークした。以降の時間帯は双方にペナルティやミスが重なり停滞したが、18分にラインアウトスティールからLOハリー・ホッキングスがトライに持ち込みリードを広げた。
試合終了間際にも2トライを刻んだ日本が57-12で大勝し、来週のPNCに勢いをつける白星を手にした。
ゲームキャプテンを務めたSH齋藤直人は、9トライを奪う大量得点で制したゲームを「勝利できたことは自信になる」と振り返った。一方で、素早い出足で前に出るカナダの守備に苦戦したことなど「適応力」が課題との認識を示した。
エディー・ジョーンズHCはタイトルがかかったPNCを見据え、「フィットネス向上がチームに必要不可欠」との考えで「2週間のハードトレーニング」を課していたことを明かした。そのため、選手は「足に疲労が溜まっていて、重い状態だった」という。
大阪でおこなわれる12日のPNC準決勝・アメリカ戦は「もっとシャープでキレ味があって、コンディションも上がっているチームになる」との展望を述べた。



