国内 2026.08.21

関東学大・丸尾瞬主将、U23日本代表で積んだ経験活かす。

[ 向 風見也 ]
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関東学大・丸尾瞬主将、U23日本代表で積んだ経験活かす。
丸尾瞬[関東学大/主将・HO](写真:舛元清香)

 トップレベルに触れられてよかった。

 普段は関東大学リーグ戦1部などで戦う関東学大ラグビー部の丸尾瞬は今春、23歳以下(U23)日本代表に入ってオーストラリア遠征に参加した。

 身長173センチ、体重96キロ。先頭中央のHOを担う。鋭いタックルと突進、相手の意表を突くパスやキックが光る。年代別代表入りは今回が自身初だった。

 全4試合でリザーブ登録され、フィールドに立てば持ち味を発揮した。

「(選出は)嬉しかったです。出る時間が少なかったのは悔しいことでしたが、短い時間で目立てるようにと意識しました」

 正代表も率いるエディー・ジョーンズヘッドコーチのもと、チームは『超速ラグビー』を掲げていた。球を持たぬ時の勤勉さが肝とされるなか、丸尾はたくさんプレーに絡むこと、そのためにタフであることの重要性を実感した。

 ボスには「アタックでいいものを持っている。あとはディフェンスでもっと貢献できればこれから先もあるし、世界レベルのプレーヤーになれる」と助言されたよう。帰国後の強化方針を定めた。

「ディフェンスの一貫性、フィットネスは、もっと伸ばさないといけない。何回もボールを触る、何回もタックルに入る…という、やり続けるところは(徹底して)やっていきたいです」

 トレーニングに鋭い視線を向けることで知られるジョーンズについては、「思っていたよりフレンドリーで、指導が熱い人」と話す。

「ちゃんと怒られますし、いいところは褒めてくれる」

 セッションにミスが重なったり、緩んだ空気が漂ったりしたら、ジョーンズはすぐに動きを止める。丸尾の述懐。

「そこで選手が一致団結して、『次から気を付けよう』となる」

 有事に集団を引き締めたのは、FW第3列で同大3年の中谷陸人主将、明大4年でSOの伊藤龍之介だったよう。伊藤はその後、正代表デビューも叶えた。

 同い年のトップランナーと生活を共にできたことにも、丸尾は刺激を受けた。

「(皆)スキル、ラグビーの考え方、フィジカルともにすごいものを持っている。(自らも)武器をもっと伸ばしていきたいです」

 関東学大では主将を担う。今後は秋のシーズンへ準備を進めつつ、個別で「日本代表レベルの選手になれるような身体づくり、フィットネス(強化)」に励む。卒業後はリーグワン1部の名門へ挑む。

「高いレベルでやらないと、絶対、自分が成長しないと思うので」

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