キーワードは「地元への恩返し」。トッププレーヤーたちが出身幼稚園でスポーツ体験会を開催
九州電力キューデンヴォルテクスのSO喜連航平が代表理事を務める一般社団法人Joyntが7月15日、兵庫県伊丹市の白ゆり幼稚園・いずみ幼稚園にて「きっかけスポーツ体験会」を開催した。
昨年、30歳の節目を迎えたプロラグビー選手4名が「地元への恩返し」を目的におこなったこの取り組み。今年はさらに企画をブラッシュアップし、「年に一度、母園に帰ろう!」を合言葉に当時の幼なじみも全国から集結。計9人の選手および一般企業で働く社会人(下参照)が駆けつけ、総勢200名を超える子どもたちとともに汗を流し、スポーツの楽しさや仲間とのつながりの大切さを伝えた。

本イベントの特徴は、単なるスポーツ体験にとどまらず、以下の3つを大きな目的として掲げている点だ。
・スポーツに触れる機会の少ない子どもたちへの普及・地域スポーツの活性化
・幼児期に「ロールモデル」と出会い、「憧れ」を抱く機会の創出
・働き盛り世代(20代〜30代の社会人)が地元へ帰省する「きっかけ」の創出
進学や就職を機に地元を離れる若者が多い中、このイベントは働き盛りの20代、30代が自身の原点である母校(幼稚園)へ帰り、地域に恩返しをする大切な機会という意味合いも持つ。
イベントでは、ラグビーボールを使ったさまざまなアクティビティゲームを実施。楕円形のボールを追いかけ、友だちとパスをつなぐ体験を通じて、「思いやり」や「協力する心」を育む時間を共有した。
子どもたちにとって、同じ幼稚園のグラウンドを駆け回っていた先輩たちは、未来の自分を重ね合わせることができる最高の「ロールモデル」だ。トップレベルで活躍するプロ選手の大きな体や力強いプレー、そして社会人として立派に成長した先輩たちの優しさに直接触れることで、子どもたちの目にはキラキラとした「憧れ」が宿っていた。

講師陣にとっても、無邪気な後輩たちとのふれあいは自身のルーツを再確認し、明日からの活力につながる非常に有意義な時間となった。体験会の最後に講師が「これからラグビーをしたい人!」と問いかけると、参加した子どもたち全員が元気よく手を挙げるといううれしい一幕も。
多くの関係者、熱い思いで地元に帰ってきたOBたち、そして全力で楽しんだ子どもたちのエネルギーが合わさって大盛況のうちに幕を閉じたこの「きっかけスポーツ体験会」。一般社団法人Joyntは、今後もこうした「きっかけづくり」の活動を通じて、子どもたちの健やかな成長と世代を超えた地域交流の発展に貢献していく予定だ。

【メイン講師】
喜連航平(一般社団法人Joynt代表理事/九州電力キューデンヴォルテクス所属)※白ゆり幼稚園出身
【ゲスト講師:プロラグビー選手】
梶村祐介(横浜キヤノンイーグルス所属)※白ゆり幼稚園出身
岡田優輝(トヨタヴェルブリッツ所属)※いずみ幼稚園出身
福西隼杜(コベルコ神戸スティーラーズ所属)※いずみ幼稚園出身
森元翔紀(川越狭山セコムラガッツ所属)※白ゆり幼稚園出身
【ゲスト講師:社会人メンバー】
橋本健汰(ワセダクラブ)※白ゆり幼稚園出身
藤崎幹太 ※白ゆり幼稚園出身
孫田惇平 ※いずみ幼稚園出身
西尾健吾 ※いずみ幼稚園出身



