各国代表 2026.07.02

「ネーションズチャンピオンシップ」WOWOWで全42試合をライブ配信!大西将太郎「結果にこだわり『絶対に勝つ!』という意識で」

[ 編集部 ]
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「ネーションズチャンピオンシップ」WOWOWで全42試合をライブ配信!大西将太郎「結果にこだわり『絶対に勝つ!』という意識で」
元日本代表・大西将太郎さん

ラグビー世界12カ国最強決定戦
ネーションズチャンピオンシップ
WOWOWで全42試合をライブ配信!

 いよいよ7月4日(土)、ラグビーの世界ランキング上位12カ国が激突する新たな大会「ネーションズチャンピオンシップ」が産声を上げる。

「シックス・ネーションズ」でおなじみのイングランド・スコットランド・アイルランド・ウェールズ・フランス・イタリアの北半球6カ国と、「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」でしのぎを削るニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・アルゼンチンの南半球4カ国にフィジーと日本を加えた6カ国が、7月と11月の2カ月、計7週間にわたって「北vs南」の形で対戦し、各国の威信をかけた真剣勝負を繰り広げる。参戦する日本代表はもちろん、世界トップの強豪の実力と現在地を視認できる大会だ。

 WOWOWは今大会全42試合をライブ配信し、注目カードは生放送で楽しめる。なお、ラグビー日本代表戦の国内開催の中継はWOWOW史上初となる。

 大会開幕を前に、日本vsイタリアではピッチサイドリポートを、日本vsフランスでは解説を担当するラグビー元日本代表の大西将太郎さんに、今大会の全体像や期待のカード、注目選手など見どころを幅広くうかがった。


──ネーションズチャンピオンシップの開幕が間近に迫っています。

「毎年7月と11月はこれまでもテストマッチが組まれてきた『ウィンドウマンス』と呼ばれた期間ですが、そこで北半球vs南半球という構図の新しい大会が2年に1回行われることになりました。来年オーストラリアで開催されるラグビーワールドカップを前に、各国の力関係がクリアになるという意味でも非常におもしろく、意義のある大会だと思います」

──大会フォーマットについて解説をお願いします。

「参戦する12チームが北半球と南半球の2つのグループ、6チームずつに分かれて『北vs南』で6ラウンド制(7月と11月の各3週間)で対戦し、勝ち点で各グループの順位を争います。『ファイナルズ・ウィークエンド』と銘打たれた11月27日、28日、29日の3日間で北と南の同順位同士による順位決定戦が行われ、最終的に全チームの順位と王者が決まります。全チームがトゥイッケナム(ロンドンのアリアンツ・スタジアム)に集結し真剣勝負を繰り広げるので、大いに盛り上がると予想しています」

──日本代表も7月に3試合を戦い、うち2試合は日本で開催されます。その初戦の日本vsイタリアはもちろん注目ですが、その前に行われる大会開幕戦も超好カードです。

ルーベン・ラヴ/ Getty Images

「ニュージーランドvsフランスですね。楽しみです。デイブ・レニー新HCが初めて選んだニュージーランドのスコッドに関しては大きなサプライズはなく、やはりハイレベルなパフォーマンスを一貫して見せられる選手を選んだのだと思います。リーグワン2025-26を制したコベルコ神戸スティーラーズでも一緒だった(HCと選手の関係だった)世界屈指のバックローのアーディ・サベア選手が新キャプテンに指名されたのも納得です。スコッドで特に注目しているのはスーパーラグビー パシフィックでハリケーンズの10シーズンぶり2度目の優勝に大きく貢献したSOルーベン・ラヴ選手ですね。決勝でもプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた若手ですが、ボーデン・バレット選手やダミアン・マッケンジー選手といった経験豊富なベテランに加えてこういう若い選手が出てくることはニュージーランドにとって大事なことだと思います」

──対するフランスについてはいかがでしょうか?

「フランスはTOP14の開催時期の関係で、毎年7月のテストマッチにはその上位チームの所属選手を招集しない方針でしたが、キャプテンのSHアントワーヌ・デュポン選手やSOロマン・ヌタマック選手といった主力が追加招集されました。デュポン選手は負傷の影響で最終的に離脱しましたが、その他の選手はオーストラリアで合流しRound2から出場可能となります。ニュージーランド戦には若手の多い充実したメンバーが対戦することになりそうです。なかでもSOマチュー・ジャリベル選手の存在は大きいですね。SOヌタマック選手とどちらが10番に起用されるかも気になるところです。代表に復帰したWTBダミアン・プノー選手のプレーにも注目しています」

マチュー・ジャリベル / Getty Images

──過去の対戦結果はニュージーランドの51勝15敗1分けですが、昨年の3連戦も含め常に好勝負を繰り広げています。勝敗予想はいかがでしょうか?

「デイブ・レニーHC体制の初陣となるオールブラックスと、シックス・ネーションズ2連覇の欧州王者レ・ブルー、ライバル同士のこの顔合わせは常に因縁の対決になりますし、今回も非常におもしろい展開になるでしょう。ここできっちりとオールブラックスが勝てばニュージーランド国民の期待が広がっていくと思います。フランスは若手中心ではありますが、今のメンバーでどれだけオールブラックスに対抗できるか、ぜひ見届けたいです」

──そのすぐ次のカードが、東京・秩父宮ラグビー場で行われる日本vsイタリアです。過去の対戦成績は日本代表の2勝8敗となっています。

「日本代表にとって強敵であることは間違いありません。今、北半球で最も成長著しいイタリアに対して、まずフィジカル、そしてスピードでいかに対抗できるかにかかっています。もちろんディフェンスも重要ですが、もし取り合いの展開になればアタックの部分で日本代表のBKがどれだけトライを取れるか、というところも見どころになるでしょうね」

──イタリアのスコッドについてはどのような印象でしょうか?

「ほぼおなじみのメンバーです。いい選手ばかり揃っていますが、やはりCTBトンマーゾ・メノンチェッロ選手は日本代表にとってもその他のチームにとっても脅威になります。ルイス・ライナー選手とモンティ・イオアネ選手の両WTBも要警戒です。

トンマーゾ・メノンチェッロ / Getty Images

 日本代表のエディー・ジョーンズHCは『イタリアはオフザボール(ボールを持っていないとき)の動きが南アフリカに次いで素晴らしい』と言っていました。(イタリアが多用してくるであろう)キックに対しても日本代表WTB石田吉平選手らのハイボールキャッチの精度が鍵を握ります」

──他にもRound1で注目されているカードはありますか?

「南アフリカvsイングランドも非常に楽しみなカードです。世界ランキング1位(2026年6月29日現在)の南アフリカは絶対的な強さを誇るチームとして成り立っていますが、今大会で自分たちの強さをどのように見せてくるか、というところに注目しています。『やっぱり南アフリカは強いな』となりそうな気がしていますが、今年のシックス・ネーションズから調子を落としているイングランドの修正にも期待したいです」

──ラグビーワールドカップの決勝で2度対戦している両チームの過去の対戦結果は南アフリカの29勝16敗2分けです。他を圧倒し続けている南アフリカと巻き返したいイングランド、それぞれの注目選手をお願いします。

チェスリン・コルビ / Getty Images

「一人に絞るのは難しいですが、日本の東京サントリーサンゴリアスでプレーしていたWTBチェスリン・コルビ選手を挙げたいです。鋭いランやキック、決定力はもちろんですが、彼も含めリーグワンで活躍してきた南アフリカ代表選手たちがここでパフォーマンスを発揮すれば日本のみなさんも楽しめると思いますし、リーグワンのレベルの高さの証明にもつながります。

 イングランドは10番(SO)がどの選手になるかが鍵で、それによってラグビースタイルが一変します。ジョージ・フォード選手ならキック中心、マーカス・スミス選手ならランを使った攻撃的なアタック、フィン・スミス選手ならその中間くらいのプレースタイルです。FWでは若手のFL/NO8ヘンリー・ポロック選手のプレーを楽しみにしています」

──Round2も日本vsアイルランドを筆頭に見どころの多い週です。

「アイルランドも一貫した強化が進んでいますが、メンバー変更が非常に少ない傾向にあります。SOサム・プレンダーガスト選手が台頭してきましたがまだ若干不安定なので、ベストメンバーを呼びながら新たなヒーローが出てくれば、チームに何かしら違う変化が起こるのではないかと思っています。

 また、日本代表にとっては来年のラグビーワールドカップの初戦でサモアと対戦する会場(マクドナルド・ジョーンズ・スタジアム)で試合できるというメリットがあります。1年後に向けてその芝や雰囲気に慣れるという意味でも大事な一戦ですが、それ以上に史上2勝目(過去の対戦結果は日本代表の1勝11敗)を目指すエディージャパンの真価が問われる試合になる気がしています」

──他のカードについてはいかがでしょうか?

「オーストラリアvsフランスは、次の週にフランスが日本と対戦することも考えると一層注目すべき試合です。ワラビーズのスコッドも特別大きな変化はありませんが、CTBジョセフ=アウクソ・スアアリイ選手がどれだけいいパフォーマンスを見せるかが一つのポイントになります。そして来年のラグビーワールドカップのホスト国として代表に国の威信がかかっていますので、その前年の今大会でどれだけ国民の関心を集められるか、ということも求められます。ぜひワラビーズの意地を見たいです」

──7月の南半球シリーズを締めくくるRound3もビッグゲームが続きます。

「ニュージーランドの聖地イーデン・パークで行われるニュージーランドvsアイルランドは見どころ満載の試合です(過去の対戦結果はニュージーランドの33勝5敗1分け)。そして互いにオーストラリアから日本へ移動してMUFGスタジアム(国立競技場)で行われる日本vsフランスも、来年のラグビーワールドカップでも対戦するという意味でも非常に楽しみです。

 日本代表はまだフランスに勝ったことがありませんが(過去13敗1分け)、国立での開催ということでぜひ多くの方に集まってほしいですし、またはWOWOWでぜひ見ていただきたいと思います」

──さらに、11月にも北半球ラウンドが行われ、最終週には順位決定戦の「ファイナルズ・ウィークエンド」もあります。現時点で大西さんが注目しているカードを挙げていただけますか?

「7月の結果によって見方が変わってくるとは思いますが、日本代表が昨年に続いてウェールズと対戦し(昨年は3試合行い日本の1勝2敗。通算では2勝14敗)、さらにイングランド、スコットランドという伝統国と連戦するので、どの試合も見応え十分だと思います。

 また、Round5のフランスvs南アフリカも非常に楽しみなカードです。シックス・ネーションズを連覇中の北半球チャンピオンと、南半球のチャンピオンにして世界王者の激突となります。過去の対戦結果を見ると南アフリカが優勢ですが(フランスの12勝29敗6分け)今大会は果たしてどのような結果になるのか、試合内容も含めて今から楽しみです」

──まとめとして、大会への期待と優勝予想をお願いします。
「北半球と南半球の強豪10カ国に日本とフィジーが加わって行われますが、この大会の意義や価値を維持するためには、その2カ国がどれだけがんばれるかが大きなポイントになります。日本代表にも長く参戦し続けてほしいので、素晴らしい相手と対戦できる喜びと成長を感じながら結果にもこだわってほしいですね。初戦から『絶対に勝つ!』という意識で戦ってほしいです。その意味でも、スーパーラグビー パシフィックでハリケーンズの優勝に貢献し一段と大きくなったLOワーナー・ディアンズ選手のリーダーシップに期待しています。

 今大会の優勝争いはやはり南アフリカが優勢だと考えていますが、おそらくニュージーランドも状態を上げてくるでしょう。それでも欧州王者のフランスにも北半球の意地を見せてほしいですし、フィジカルで南アフリカに対抗できるアイルランドや復調を目指すイングランドにも優勝争いに絡んでほしいですね」

ワーナー・ディアンズ / Getty Images

──実は4日(土)のイタリア戦ですが、WOWOWオンデマンドではより臨場感のある音で楽しめる「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」」のチャンネルで視聴できることになりました。

「音楽だけでなく、スポーツコンテンツにもDolby Atmosってあるんですね。
スクラムやブレイクダウンなど、ボディコンタクトの場面でもよりリアルなサウンドで
楽しめそうですね。ぜひ体験してみたいです!」


 日本代表のみならず世界のトップチーム同士による真剣勝負の連続となるネーションズチャンピオンシップ。全試合、全瞬間をWOWOWで存分に堪能することができる。

**WOWOW放送・配信情報**

【番組情報】
「ラグビー世界12カ国最強決定戦 ネーションズチャンピオンシップ」 
7月「南半球シリーズ」全18試合をWOWOWオンデマンドでライブ配信!
11月「北半球シリーズ」、「ファイナルズ・ウィークエンド」全24試合もWOWOWで放送・配信!
<Round1>
7/4(土)午後3:45 「ニュージーランド vs フランス」
〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/4(土)午後5:10 「日本 vs イタリア」 ゲスト解説:流大 解説:田中史朗 ピッチサイドリポート:大西将太郎 実況:住田洋 進行:岡本桃香が登場!
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/4(土)午後6:55 「オーストラリア vs アイルランド」
〔WOWOWオンデマンド〕
7/4(土)午後9:55 「フィジー vs ウェールズ」
〔WOWOWオンデマンド〕
7/5(日)午前0:25 「南アフリカ vs イングランド」
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/5(日)午前3:55 「アルゼンチン vs スコットランド」
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
<Round2>
7/11(土)午後1:55 「ニュージーランド vs イタリア」
〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/11(土)午後4:25 「オーストラリアvs フランス」
〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/11(土)午後6:50 「日本 vs アイルランド」
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/11(土)午後9:55 「フィジー vs イングランドランド」
〔WOWOWオンデマンド〕
7/12(日)午前0:25 「南アフリカ vs スコットランド」
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/12(日)午前3:55 「アルゼンチン vs ウェールズ」
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
<Round3>
7/18(土)午後3:55 「ニュージーランド vs アイルランド」
〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/18(土)午後5:10 「日本vs フランス」  ゲスト解説:五郎丸歩 解説:大西将太郎 ピッチサイドリポート:菊谷崇 実況:豊原謙二郎 が登場!
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/18(土)午後6:55 「オーストラリア vs イタリア」
〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/18(土)午後9:55 「フィジー vs スコットランド」
〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/19(日)午前0:25 「南アフリカ vs ウェールズ」
〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕
7/19(日)午前3:55 「アルゼンチン vs イングランド」
〔WOWOWライブ〕〔WOWOWオンデマンド〕

【関連番組情報】
「オーストラリア vs 日本」
8/15(土)午後1:55 〔WOWOWプライム〕〔WOWOWオンデマンド〕

【ネーションズチャンピオンシップ、日本代表戦にて「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」版のライブ配信が決定!】
Dolby Atmosは、従来のサラウンドをはるかに超える、立体的な空間表現を可能にする音響技術です。ご自宅のテレビやスマートフォン等を通じて、まるで会場で観戦しているかのような没入感を体験していただけます。前後左右だけでなく頭上からも降り注ぐ音の迫力と、フィールド上の熱気をお楽しみ下さい。
■対象試合
7/4(土)17:10 日本vsイタリア【WOWOWオンデマンド】
https://wod.wowow.co.jp/content/219292

【日本代表戦チケット絶賛発売中!】
日時:7/4(土)17:40キックオフ「日本vsイタリア」、7/18(土)17:40キックオフ「日本vsフランス」
詳細:https://www.wowow.co.jp/eventinfo/detail/event-1303.html

■放送・配信情報など最新情報は番組公式サイト、公式SNSをチェック!■
【WOWOWオンデマンド】https://wod.wowow.co.jp/genre/rugby
【WOWOWラグビー公式サイト】https://www.wowow.co.jp/sports/rugby/
【WOWOWラグビー公式X】https://x.com/wowow_rugby
【WOWOW公式YouTube】https://www.youtube.com/user/WOWOWofficial

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