国内 2026.05.09

【リーグワン】埼玉パナソニックワイルドナイツ、またも東芝ブレイブルーパス東京を圧倒。レギュラーシーズン最終戦で16勝目を挙げる。

[ 編集部 ]
【リーグワン】埼玉パナソニックワイルドナイツ、またも東芝ブレイブルーパス東京を圧倒。レギュラーシーズン最終戦で16勝目を挙げる。
開始直後の先制トライを始め、何度も好キャリーを見せたCTB長田智希(撮影:福島宏治)

■NTTリーグワン2025-26 D1 第18節
5月9日@熊谷ラグビー場(埼玉)
【埼玉WK 45-0BL東京】

 浦安D-Rocksに苦杯を喫した1週前の暗雲を吹き飛ばすともに、きたるプレーオフに向け大きく弾みをつける勝利だ。4季ぶりの覇権奪回を期す埼玉パナソニックワイルドナイツが、1万9,244人の観客を集めたホーム熊谷でのレギュラーシーズン最終節で、昨季チャンピオンの東芝ブレイブルーパス東京から快勝を収めた。

 熊谷名物の強風がグラウンドを縦方向に吹き抜ける中、ワイルドナイツは前半風下にも関わらず立ち上がりからゲームを完全支配した。SO山沢拓也がふわりと風に乗せるように蹴り込んだキックオフボールをLOエセイ・ハアンガナが確保すると、ラックから左へ展開。鋭い加速でラインブレイクしたCTB長田智希が次々とディフェンダーを振り切ってポスト右に飛び込み、開始20秒で先制トライを奪う。

 以降も山沢、FB野口竜司らを軸に的確なキックでほとんどの時間を敵陣で過ごし、ブレイブルーパスに厳しく圧力をかけていく。14分、WTB竹山晃暉が狙い澄ましたインターセプトで一気にトライラインを陥れ追加点を奪うと、21分には中盤での流れるような連続展開でゴール前へ。そのまま仕留め切ってSO山沢がフィニッシュする。

 前半終了間際にはレッドゾーン中央で得たペナルティでPGではなくスクラムを選択し、右サイドへ展開。大外でパスを受けたWTB竹山がタックルを受けながら右コーナーに押さえる。26-0と大きくリードを広げてハーフタイムを迎えた。

 後半もワイルドナイツの流れは続く。6分、フィールド中央のスクラムを起点に右オープンに仕掛け、SO山沢の絶妙なパスから外のスペースをFB野口が突破。WTB竹山→CTB谷山隼大とつないで追加点を奪う。

 以降はメンバーを入れ替えながらも優位性を維持したままゲームを進め、24分にラインアウトを起点にした攻撃から途中出場のHO佐藤健次が持ち前のスピードを生かしてフィニッシュ。さらに30分には自陣ゴール前へ大きく攻め込まれたところで懸命に戻ってトライラインを死守し、相手が無理につなごうとした瞬間を逃さずCTB長田がボールを奪う。そのまま約100メートルを切り返して、この日チーム7本目のトライをマークした。

 スコアが大きく開いた後もワイルドナイツは集中力を切らさず、最終的には45-0でフルタイムに。46-0で勝利した衝撃の開幕節に続いて昨季王者を完封し、16勝2敗、勝ち点74でレギュラーシーズンの全18試合を終えた。敗れたブレイブルーパスは8勝10敗の勝ち点39で6位が確定した。

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