瀧澤直[NECグリーンロケッツ東葛/PR]の引退セレモニー開催。「タッキー」がファン、仲間、家族に伝えた感謝
16シーズンに渡りNECグリーンロケッツ東葛でプレーしたPR瀧澤直の現役引退セレモニーが5月2日、花園近鉄ライナーズ戦(柏の葉)試合後に執り行われた。
2010年のチーム加入後、主にルースヘッドPRとしてプレーしグリーンロケッツで163キャップの試合出場記録を重ねてきた。セレモニーではグリーンロケッツを支え、グリーンロケッツに愛された瀧澤に向け、これまでのラグビー人生を共に戦ってきた仲間たちからのビデオメッセージが放映された。
マイクを握った瀧澤は「ファンの皆さんのおかげで、長く(プレー)できました。キツい時もありましたけれど、皆さんのおかげで乗り越えて続けることができました。個人的な力も、持っているもの以上のものを皆さんのおかげで出せたと思っています」と感謝を表現した。
最も身近で瀧澤をサポートした家族に向けては、言葉を詰まらせながら「晩年は、試合後に写真を撮ることがモチベーションになっていたので、本当に感謝しています」と思いを伝えた。
この日、ノンメンバーだった瀧澤は給水係のウォーターボーイを務め、「NEC」として最後のホストゲームの勝利(⚪︎39-29)に貢献した。コーチ陣の指示を伝令するタスクを遂行しながら、選手たちを鼓舞する声をかけた。
11,620人の観客が詰めかけ、緑に染まったスタンドは「いい景色」が広がっていたという。「こういうことが続けば、人は観てくれるかなと思いました」と来季以降のチーム、ひいてはラグビー界に思いを馳せる。
現役最終年となった今季、より多くの人に親しんでもらい、話題を生むために瀧澤が温めていたアイデアが実現した。ホストゲーム限定ではあるが、登録名を「タッキー」に変更したのだ。
「実際やってみたら反響はありました。あと自分で言うのもなんですが、誰もができることではない。認められるというか『いいだろうな』と思われる人がやれば、おもしろいなと」
アスリートとしての魅力や価値を高める一つの手段として、次世代の選手たちに道を示すことができた。
「今年からお願いしたら、なかなか出られないので申し訳ないと思っていたのですが、1試合だけ(4月4日・九州KV戦⚫︎21-22)でもそれができたのでよかった」
引退後のライフプランは「何も決まっていない」が、「やりたいことはいっぱいある」と言う。まずは今月末に誕生予定の第2子の育休に入る予定だ。



