国内 2026.03.31

【全国高校選抜大会・決勝】東福岡が5大会ぶりの春日本一。桐蔭学園を破る。

[ 編集部 ]
【全国高校選抜大会・決勝】東福岡が5大会ぶりの春日本一。桐蔭学園を破る。
接点で前に出た東福岡CTB田島航喜(撮影:福島宏治)
春王者となった東福岡(撮影:福島宏治)

■第27回全国高校選抜大会 決勝・3月31日@熊谷ラグビー場(埼玉)
【東福岡 33-22 桐蔭学園】

 3年前と同カードとなった第27回全国高校選抜大会決勝が3月31日に熊谷ラグビー場でおこなわれ、東福岡が桐蔭学園を33-22で破り、5年ぶり最多7回目の優勝を飾った。

 東福岡の先制トライは開始2分。SO川添丈の50:22キックを起点にフェーズを重ね、最後はパスダミーを駆使して川添自らトライゾーンに入った。

 しかし2分後に197センチのLO原品瑞帆がキックチャージを決める。すぐさま桐蔭学園が同点に追いついた。
 7分にはFL大塚一輝のスティールをSO瀬戸功大が3点に変え、10-7と逆転した。

 点の取り合いはその後も続き、10分には東福岡がカウンターアタックからCTB八尋奏、FL吉川元基らで崩す(14-10)。
 その3分後には、桐蔭学園がSH金野悠生のインターセプトで再びリードを奪った(17-14)。

 18分、今度は東福岡が追加点を挙げて21-17。相手の連続攻撃をHO米田来海とPR武田琢磨のターンオーバーで終わらせた25分には、SH橋場璃音の50:22キックからモールを押し込み28-17とリードを広げた。

 桐蔭学園は前半終了間際にモールでスコアを取り損ねたものの、風上に回った後半は敵陣で過ごす時間を増やす。
 2分にはSH金野がラック脇を突破、WTB大久保志哉のトライで22-28と点差を縮めた。

 以降も桐蔭学園が猛攻を重ね、東福岡が自陣深くで耐える時間が続く。スコアボードが動かないまま迎えた終盤、均衡を破ったのは粘り強く守り抜いた東福岡だった。

 28分、スクラムで相手のペナルティを誘ってゴール前まで迫り、ラインアウトモールを押し切った。33-22としてノーサイドの笛が鳴った。

 東福岡の藤田雄一郎監督は「後半よくディフェンスしてくれました」と試合を振り返り、「今季はまず桐蔭にたどり着こうと話してきて、それが大きなモチベーションになっていた。選手たちにとっても大きな自信になると思う」と語った。

 桐蔭学園の藤原秀之監督は「これが現状の力。後半の風上を上手く使えませんでした。接点とセットプレーは完敗でした」と振り返った。

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