【リーグワン】恒例の府中ダービーは予想外の大差決着に。サンゴリアスがブレイブルーパスを砕く。
■リーグワンD1第11節
・3月15日@秩父宮ラグビー場(東京)
【東京SG 60-21 BL東京】
ラグビーファンにはお馴染みの「府中ダービー」。ともに東京都府中市をホストタウンとする強豪同士の一戦は、予想外の大差決着となった。
序盤ペースを握ったのは、試合前の時点で勝ち点31の5位につける東京サントリーサンゴリアスだ。開始4分、ゴール正面のPGをFBチェスリン・コルビが通して先制すると、14分にはセンタースクラムから右サイドへサインプレーを仕掛け、コルビがラインブレイク。そのままインゴール中央へ駆け抜ける。
勢いに乗るサンゴリアスは、その3分後にも相手陣10メートル線付近の左ラインアウトから右オープンへ展開し、内返しのムーブでWTB尾崎泰雅が突破。パスを受けたCTB中野将伍が中央に飛び込み、17-0とリードを広げた。
ここまでほとんどチャンスらしいチャンスをつかめなかった東芝ブレイブルーパス東京がようやく反撃に転じたのは21分だ。中盤の連続攻撃からWTB石岡玲英が鋭く縦へ切れ込み、コルビを振り切って左中間に滑り込む。PGを返された直後の31分には、右コーナーのラインアウトからFWがトライラインに迫り、ショートサイドのスペースをCTBマイケル・コリンズが仕留めた。
しかしその後はふたたびサンゴリアスが攻勢に転じる。相手のイージーエラーやペナルティに乗じてリズムをつかむと、40分にゴール前の右ラインアウトからモールを押し切ってHO平生翔大がグラウンディング。27-14として前半を折り返した。
迎えた後半は、さらにサンゴリアスの一方的な展開へと傾く。
4分、相手陣22メートル線内でテンポよくフェーズを重ね、FBコルビがこの日2本目のトライをマーク。9分にゴール前のラックからパワープレーでブレイブルーパスのNO8リーチ マイケルにねじ込まれたものの、15分過ぎの自陣トライラインを背負ってのディフェンスを堂々としのぎ切ると、一気に流れに乗った。
21分、22メートル線付近のラインアウトを起点に左サイドを崩してWTB尾崎泰が左コーナーにフィニッシュ。28分には中盤での連続攻撃から途中出場のSH福田健太がラックサイドを抜け出し、48-21とする。
勝負が決した30分以降もサンゴリアスは攻撃の手を緩めず、37分にPR小林賢太、40分には尾崎泰がトライを追加。計8トライ、60点を奪う猛攻で最終スコアを60-21まで伸ばし、今季7勝目を挙げた。一方のブレイブルーパスは第7節からまさかの5連敗となった。
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