国内
2025.11.02

【関西大学リーグ】京産大は近大に辛勝。天理大は関西学院大を完封。京産大、天理大は全国大学選手権への出場決める。

■関西大学Aリーグ
11月2日@宝が池球技場(京都)
【天理大 41−0 関西学院大】
第2試合は天理大と関西学院大の全勝対決。41-0で天理大が完封勝利を収めた。
先制トライは15分。LO岡﨑慶喜のスティールでピンチを凌いで攻勢に転じ、粘り強くフェーズを重ねる。
最後はNO8木下颯のオフロードパスに反応したWTB平松麟太郎がトライラインを越えた。
さらに20分、23分と、相手の一瞬のスキやミスを見逃さずにトライをたたみかける。
その後はスクラムの劣勢などから、29分、33分と自陣22メートル内のピンチが続くも、関西学院大はいずれも自分たちのエラーでアタックを展開できなかった。
試合終了間際にはWTB平松が突破、FBフィリモネ・サイアのトライに繋げた。
26-0で迎えた後半も、大きく優劣は変わらなかった。
10分、16分とライン際の防御も光るWTBフコフカ・ルカスが2トライを挙げる。
以降は相手に攻め込まれる時間帯も続いたが、二度のノットグラウンディングなどで得点を許さなかった。
全勝をキープした天理大の小松節夫監督は「ディフェンスからゲームを作ろうと話していて、フォーカスしてきた成果を出せたと思います」と試合を総括した。
一方で、敗れた関西学院大の小樋山樹監督は「取るべきところで取りきれなかった。逆に天理さんは取るべきところで取りきれていた。その差がこのスコアになったと痛感しています。目標とする全国ベスト4はそういうチームだと思います。この反省を生かしたい」と話した。
今日の結果から京産大と天理大は全国大学選手権への出場を決めた。

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