国内 2025.10.26

【関東大学対抗戦】慶應大が底力示し3勝目、後半に修正し日体大を突き放す。

[ 編集部 ]
【関東大学対抗戦】慶應大が底力示し3勝目、後半に修正し日体大を突き放す。
途中出場からランで2トライを奪った藤森貴大[慶大/HO](撮影:木村大輔)

■関東大学対抗戦A
・10月26日@江東区夢の島競技場(東京)
【慶應義塾大 45−17 日本体育大】

 ここまで2勝1敗・勝ち点12の慶大が、3敗・勝ち点3の日体大と対戦。前半は同点で折り返すも、後半に5トライを重ねた慶大が3勝目を挙げた。

 均衡した展開が続いた前半、スコアが動いたのは19分。攻め込む慶大に日体大のWTB分藤太一がデリバレイトノックオンで止めてしまい、イエローカードを受ける。これが慶大のペナルティトライとなり、7点を先制する。

 一人少なくなった日体大だが直後の22分、主将WTB大野莉駒が右サイドをキックで抜け出しトライ。さらに26分にもWTB大野が自陣で奪ったインターセプトからトライゾーンまで走り切り、スコアを12-7として逆転に成功した。

 以降は日体大が耐える展開が続く。慶大は前半終了間際のWTB安西良太郎のトライで12-12の同点に追いつきハーフタイムを迎えた。

 後半、立て直した慶大は7分にトライライン前でラックサイドを突いたSH橋本弾介のトライで勝ち越し。続く14分にもHO藤森貴大が右中間を突破してトライ(G)、リードを14点に広げた。

 日体大は18分にラインアウトモールからトライを1本返すも、慶大はビッグゲインを重ねて3トライ2ゴールを奪い勝負を決めた。

 最終スコア45-17で勝利した慶大の青貫浩之監督は、ハーフタイムで「自分たちができていなかった(今日のテーマの)『アグレッシブチャレンジ』、特にアタックを積極的にいこうと話して、後半は選手がプラン通りにチャレンジしてくれた」と修正ポイントとその後の結果について語った。

 慶大は3勝1敗・勝ち点18。日体大は4敗・勝ち点4となった。

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