海外 2025.08.15

元ウエールズ代表ルイス・リース=ザミットがイングランドのブリストルに加入。NFL挑戦からラグビー復帰。

[ 編集部 ]
元ウエールズ代表ルイス・リース=ザミットがイングランドのブリストルに加入。NFL挑戦からラグビー復帰。
2023年W杯・ジョージア戦に出場したルイス・リース=ザミット(Photo/Getty Images)

 NFL挑戦からラグビー復帰を表明していた、元ウエールズ代表WTBルイス・リース=ザミットがイングランド・プレミアシップのブリストル・ベアーズに加入する。現地時間8月14日にクラブが発表した。

 ウエールズ代表32キャップ、14トライの実績を持つルイス・リース=ザミット(24)は2024年にアメリカンフットボールへの転向を発表。NFLのインターナショナル・プレーヤー・パスウェイ・プログラムを通じて、NFLチームの公式戦に出場できるレギュラーロースター入りを目指していたが、8月1日に約1年半におよぶNFL挑戦を断念することを表明していた。ラグビー復帰を伝えたInstagramの投稿は、2023年W杯での自身の写真に近日中の発表を示唆するキャプションが入っていた。

 リース=ザミットは2019年、18歳の時にグロースターでプレミアシップデビューを飾り、2024年で退団した。自身のプレミアシップ2チーム目となる、昨季4位のブリストルについては「ファンを楽しませながら成長するというチームのラグビースタイルは、私がどのようにプレーしたいか、フィールドの内外でどのように自分を表現したいかということと完全に一致しています」と印象を述べている。

「フットワークだけでなくスピードを生かした、スペースを見つける力には自信と誇りを持っています。1対1の場面では相手を入念に分析するので、FBが近づいてくる時には大抵後方にスペースができています。その時は毎日トレーニングしている基本に立ち返ります。チップ(キック)&チェイスは私の得意なプレーの一つです」と自信を感じさせるコメントも残した。

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