女子日本代表“サクラフィフティーン”、W杯前最後の国内テストマッチへ。スペイン戦前日練習を公開。

　7月26日の「太陽生命JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2025」でスペイン代表とのテストマッチ第2戦を戦う女子日本代表“サクラフィフティーン”が、秩父宮ラグビー場で前日練習「キャプテンズラン」をおこなった。

　午前10時の時点で気温33度を記録する灼熱のコンディションの中でスタートしたキャプテンズラン。ユニットトレーニングで、FWはセットプレーの動きの確認、BKはタッチフットで調整した。全体でもテンポを下げた状態で動きを確認し、先週の第1戦（○32-19）に続く連勝に向けてコンディションを高めた。

　キャプテンズラン終了後の記者会見にはCTB弘津悠とPR峰愛美が登場。第1戦でノンメンバーの峰は、モールやスクラムで「一体感」を発揮したチームのパフォーマンスを「観ていてすごくうれしかった」と語り、明日ルースヘッドPRとして先発出場する自身は「自分の役割を全うして、チームにモメンタムを与えたい」と意気込んだ。

　2戦連続でインサイドCTBで先発出場する弘津は、W杯に向けたセレクションの意味合いを持つ明日の一戦を前に「これまでと同じように、自分自身ができることを最大限出したい」と、変わらぬマインドで臨む心構えを示した。

　サクラフィフティーンはW杯前の最後の国内テストマッチである明日のスペイン戦の翌日、27日にW杯の出場選手32名を発表する。イングランドでおこなわれるW杯は8月22日に開幕し、予選プールCの最終戦でスペインと対戦する。

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