コベルコ神戸スティーラーズ、FB山中亮平、WTB山下楽平ら選手12名の退団を発表。

NTTリーグワン 2024-25シーズンで3位のコベルコ神戸スティーラーズは6月4日、退団選手とスタッフを発表した。FB山中亮平、WTB山下楽平ら12名の選手がチームを離れる。
山中亮平は早大を卒業した2011年春、髭を伸ばそうと購入した医薬品にドーピングの禁止薬物が含まれていたことで、国際ラグビーボード(IRB)から2年間の選手資格停止処分が下された。
当時トップリーグの神戸製鋼への入団は2013年に遅れることとなったが、その後12シーズンに渡りプレーを続け、2018年度にはチームの15年ぶりの優勝に貢献した。36歳となった今季は6試合に出場。日本代表としても30キャップを持ち、2019・2023年W杯に出場した実績を誇る。
京産大卒の山下楽平は、入団初年度の2014年度に最多トライゲッターの個人タイトルを獲得。2021年度にも2度目のトライ王となるなど国内を代表するWTBとして優れた実績を残した。33歳の今季も14試合に出場し2トライを挙げている。
加入3季目の今季17試合に出場したFLサウマキ アマナキ、さらに他国代表歴のある「カテゴリC」で主力としてプレーしたCTBナニ・ラウマぺ、HOジョージ・ターナーも神戸を去る。6年前の優勝を知るCTB林真太郎、SO日下太平や日本代表7キャップで34歳のベテランPR山本幸輝もチームを離れることが決まった。
またウェスリー・クラーク ディフェンスコーチ、ジェームズ・マーティン ヘッドアナリストらスタッフ3名も退団する。
<コベルコ神戸スティーラーズ 2024-25シーズン退団選手>
PR山本 幸輝[4年]
PR高橋 陽大[5年]
HOジョージ・ターナー[1年]
HO牛原 寛章[2年]
FLサウマキ アマナキ[3年]
SH小畑 健太郎[6年]
SO日下 太平[7年]
CTBナニ・ラウマぺ[3年]
CTB林 真太郎[9年]
CTBクイントン・マヒナ[3年]
WTB山下 楽平[11年]
FB山中 亮平[12年]
※カッコ内は在籍年数