国内 2025.05.03

【リーグワン】ブルーレヴズ、トライ数10対7の乱打戦制す。D-Rocksは最下位が確定。

[ 編集部 ]
【リーグワン】ブルーレヴズ、トライ数10対7の乱打戦制す。D-Rocksは最下位が確定。
1トライ6ゴールをマークした静岡ブルーレヴズWTB奥村翔(撮影:阿部典子)

 クラブ初のプレーオフ進出を決めている4位静岡ブルーレヴズと、入替戦に回ることが決まった12位浦安D-Rocksが対戦したヤマハスタジアムでのディビジョン1第17節は、ブルーレヴズがトライ数10対7の打ち合いを制した。

 立ち上がりからお互いにエンジン全開で攻め合ったこの試合。開始5分にD-RocksがPGで先制した後、ブルーレヴズが11分にラインアウトモールからHO作田駿介が押さえて逆転すれば、D-Rocksも15分にNO8ネイサン・ヒューズが密集脇をねじ込んですかさずひっくり返すなど、あわただしい流れで進む。

 その後も一方が取ればもう一方が取り返すという展開が続いたが、勢いで勝るブルーレヴズは30分以降にラインアウトモールやFB山口楓斗のあざやかなステップワークなどで3トライを追加。27-17とリードして前半を折り返した。

 後半も乱打戦の様相は変わらず、CTBサム・ケレビの圧巻のパワーランと続くキックオフからのSH飯沼蓮のノーホイッスルトライなどでD-Rocksが一時3点差まで詰め寄ったが、逆転するまでは至らない。するとブルーレヴズは、飯沼がイエローカードを受け数的優位に立ったことにも乗じて24分以降に3連続トライを奪取。62-38と勝負どころで一気に引き離す。

 D-Rocksも最後までファイティングポーズを崩さず、ラスト10分で2トライを返したが、追撃もそこまで。62-52と10点差でフルタイムとなった。

 ボーナスポイント付きの勝ち点5を手にしたブルーレヴズは、総勝ち点を59まで伸ばして3位クボタスピアーズ船橋・東京ベイとの差を5まで縮めた。一方敗れたD-Rocksは勝ち点10のままで、11位三重ホンダヒートとの差が8となり、最下位が確定した。

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