国内 2025.04.18

【リーグワンD2】花園近鉄ライナーズのアタックが後半爆発。九州電力キューデンヴォルテクスを下して5連勝。

[ 編集部 ]
【リーグワンD2】花園近鉄ライナーズのアタックが後半爆発。九州電力キューデンヴォルテクスを下して5連勝。
(左)2トライのパトリック・タファと3トライの江川剛人©︎JRLO

■NTTリーグワンD2第12節・4月18日@東大阪市花園ラグビー場(大阪)
【花園L 54-21 九州KV】

 ホストの3位・近鉄花園ライナーズにとっては今季初、ビジターの5位・九州電力キューデンヴォルテクスにとっては2週連続となる金曜ナイトゲーム。

 前半2分、左サイドでの展開から前進したライナーズは、LOサム・ジェフリーズが仰向けになりながらトライゾーンに手を伸ばして先制トライ(G)をマークし7点を先制した。

 ヴォルテクスは相手のペナルティを誘いながら前進し、16分にNO8ウォーカー アレックス拓也、20分にFBチャーリー・ワージントンがラインアウトを起点にトライ(G)を奪い、逆転に成功する。

 しかし23分にLOレイ・タタフがヘッドコンタクトでイエローカードを受け10分間の一時退場となると、数的有利を生かしたライナーズは26分に余った左で待つWTB片岡涼亮にボールを運んでトライ(G)。再びイーブンとなり、前半は14-14のスコアで終了した。

 後半3分、速いテンポのアタックからWTB江川剛人が右大外にグラウンディングしライナーズが7点を勝ち越す。さらに9分には右へのラインアタックからキックで敵陣深くに落とし、相手にプレッシャーをかけ再獲得からFLパトリック・タファがトライゾーンに飛び込みさらにリードを広げた。(28-14)

 16分にヴォルテクスのSH竹ノ内駿太がデリバレイトノックフォワードでチーム2枚目のイエローカードを受けると、ライナーズのアタックはさらに勢いを増す。江川剛人が2試合連続のハットトリックトライを決めるなど、ここからチームで4トライ4ゴールを奪ったライナーズが54-21で快勝した。

 5連勝のライナーズは8勝1分3敗・勝ち点41で暫定2位につける。一方敗れたヴォルテクスは3連敗、4勝8敗・勝ち点19で暫定5位とした。

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