今季のU20トロフィーは不開催。2026年に新設大会「U20チャレンジャーカップ」がチリで開催。

　ワールドラグビーは4月16日、「U20チャンピオンシップ」の下部大会「U20トロフィー」が今年開催しないことを発表した。
　これに伴い、昨季3位でU20トロフィーを終えたU20日本代表の今季の活動は、5月に来日するニュージーランド学生代表との対戦で終える見込みだ。

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　また、来年2026年のU20トロフィーに代わる新設大会「U20チャレンジャーカップ」がチリで開催されることを明かした。
　同大会は最低6チームが出場する予定で、参加チームの詳細や試合日程などは今後数か月以内にチリラグビー協会から発表される予定という。

　ワールドラグビーは現在、U20チャンピオンシップのチーム数を2026年から12チームから16チームへ拡大する可能性を、協議している。
　これは国際ラグビーの競争力と持続可能性を高めるための年代別大会の構造の見直しの一環だ。

　チリラグビー協会のラウル・シグレン副会長はこう喜びを語った。
「この大会はチリラグビーにとって、“ラグビーを国内で第2のスポーツにする”というビジョンにとって、真のマイルストーンになります。ワールドラグビーからの信頼と支援は、この目標を実現する上で非常に重要です。2026年に世界最高レベルの大会を開催し、この競技におけるチリの役割を確立するという、大きな責任を担っていると感じています」

　ちなみに、今年のU20チャンピオンシップは6月29日から7月19日までイタリアで開催される。