日本代表 2025.04.08

U23日本代表がオーストラリアで会見。4トライの白井瑛人[明大2年]はハードワークの意識「もっと上げていかなきゃ」

[ 編集部 ]
U23日本代表がオーストラリアで会見。4トライの白井瑛人[明大2年]はハードワークの意識「もっと上げていかなきゃ」
質問に応える白井瑛人©︎JRFU

 オーストラリア遠征中のU23日本代表が、4月8日に現地からオンライン記者会見をおこなった。

 2003年度から2005年度生まれのプレーヤーで構成されるU23日本代表は、4月5日に遠征初戦でオーストラリアンバーバリアンズと対戦し、43-31で勝利した。チームを指揮するエディー・ジョーンズHCは「超速ラグビー」を標榜する日本代表と同じスタイルのプレーを目指したと話し、「選手たちの素晴らしいエフォート」をたたえた。

「今回試合をした選手たちは、ほとんどが初めてプロ相手のチームに対しての試合になるので、素晴らしい経験を積むことができた」と試合の意義を示し、「日本代表史上、高校生レベルの上のシニアレベルで、オーストラリアで初めて勝利する歴史的な快挙」を成し遂げたことに胸を張った。

 この試合で4トライをマークしたWTB白井瑛人[明大2年]は、「ラッキーな部分は多かったので、チームのみんながつないでくれたボールを置くだけだったかなという感じです」と記録を謙虚に振り返った。

 チームとして取り組む超速ラグビーは「キツイっていう一言ですかね」。求められる総走行距離や疲労が溜まった中でのサインプレーなどの遂行力が課題になると話した。

 チームではハードワークの指標「ゴールドエフォート」がポジションごとに設定されている。白井は3回クリアしたが逆サイドの右WTBを務めた田中健想[早大2年]は4回だった。この成長と勝利のKPIについて「自分たちもバックスリーとして、もっと上げていかなきゃいけないと思います」と意識を高める。

 U23日本代表のオーストラリア遠征第2戦は、4月11日17時30分(日本時間18時30分)にU20オーストラリア代表との対戦が組まれている。

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