海外 2025.03.07

【スーパーラグビー】ブランビーズが試合終了間際のPGでブルーズに逆転勝利。

[ 編集部 ]
【スーパーラグビー】ブランビーズが試合終了間際のPGでブルーズに逆転勝利。
逆転PGを決めたライアン・ロナーガン[ブランビーズ](Photo/Getty Images)

「スーパーラグビー・パシフィック2025」第4節は3月7日にブルーズ対ブランビーズの1試合がおこなわれた。試合前時点で1勝2敗の戦績で並ぶ両チームの対戦は逆転の末、アウェイのブランビーズが勝利した。

ブランビーズ 21-20 ブルーズ
@イーデンパーク(オークランド)


 昨年の強さが見られない王者ブルーズは今季初めてボーデン・バレットを先発SOで起用した。互いに1本ずつPGを決めて迎えた前半17分、SOボーデン・バレットが中盤でラインブレイクし、左中間にこの試合初トライをマーク。自らコンバージョンも決めて7点を勝ち越した。

 22分、ペナルティを起点にラインアウトから敵陣深くに侵入したブランビーズはキャプテンのPRアラン・アラアラトラがポール左の位置で押し込み、再び同点に追いつく。

 ブルーズは36分にFBコール・フォーブスの自陣からのクリーンブレイクを起点にPRアンガス・タアヴァオがトライゾーンの左サイドに飛び込む。さらに38分にも右大外での展開からCTBリーコ・イオアネが今季初トライをマークし、20-10のリードで前半を折り返した。

 後半4分のPGで3点を縮めたブランビーズは、10分にも中央でフェーズを重ねてから左にパスを回してSOデクラン・メレディスがトライゾーンに飛び込み2点差に迫る。

 後半20分以降はブルーズが攻め込むチャンスを作るも、敵陣でのターンオーバーが相次ぎ追加点は得られない。

 終盤に流れを引き寄せたブランビーズは敵陣中央のスクラムからペナルティを引き出し、40分にSHライアン・ロナーガンが逆転のPGを沈める。これが決勝点となり21-20でブランビーズが今季2勝目を挙げた。

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