1.11ヴェルブリッツ対ブラックラムズのメンバー発表。オールブラックスのSHが長良川でマッチアップ。
ニュージーランド代表“オールブラックス”の歴史に名を残す2人のハーフバックが、日本のリーグワンでついに対決の機会を得た。
1月11日に開催されるNTTリーグワン ディビジョン1 第4節・トヨタヴェルブリッツ対リコーブラックラムズ東京(岐阜メモリアルセンター 長良川競技場)の両チームの試合登録メンバー23名が1月9日に発表された。
先発SHは、ヴェルブリッツがオールブラックス125キャップのアーロン・スミス、ブラックラムズは同89キャップのTJ・ペレナラが入り、長良川でオールブラックスの9番対決が実現する。
ホストのヴェルブリッツは今季埼玉パナソニックワイルドナイツからSO松田力也を獲得するなど新戦力を加えたが、ここまで1分2敗の未勝利と波に乗れずにいる。
2012年から7年間オールブラックスのHCを務め、今季ヴェルブリッツのディレクターオブラグビーからHCとなったスティーブ・ハンセン氏は、メンバー発表当日の記者会見で「1人ではなく全員に焦点を当てている」としながらもペレナラを「キープレーヤーの1人」と評した。「良いタイミングでプレーに臨んでいるが、それをさせないことが大事」とTJ対策を語った。
マッチアップするアーロン・スミスはヴェルブリッツで2季目のシーズンを迎えている。大きなリスペクトを抱くペレナラとの対戦を「非常に楽しみ」と語った。
「スマートであり、フィジカルと競争心も強いし、私よりも体の大きいプレーヤーです。彼と戦うことで私のベストな部分も引き出してくれると思いますので、チームのためにプレーしたい」と意気込んだ。
今季からTJ・ペレナラが入団したブラックラムズはここまで1勝2敗に留まるものの、昨季3位の東京サントリーサンゴリアスから白星を挙げるなど一定の結果を出している。ペレナラはSHながら3試合でフル出場を果たしており、新チームで早速フル回転のパフォーマンスを見せている。
スターティングXVのSOには4戦連続で、昨秋日本代表に招集された中楠一期が入る。
■1月11日(土)NTTリーグワン ディビジョン1(第4節)
・14:40KO トヨタヴェルブリッツ vs リコーブラックラムズ東京
@岐阜メモリアルセンター 長良川競技場