日本代表 2024.11.24

日本代表がイングランド戦キャプテンズランを終える。竹内柊平「スクラムでイングランドを圧倒する」

[ 編集部 ]
日本代表がイングランド戦キャプテンズランを終える。竹内柊平「スクラムでイングランドを圧倒する」
キャプテンズラン後の記者会見に出席した竹内柊平(©︎JRFU)

 2024年最後のテストマッチ、11月24日にアリアンツ・スタジアム(トゥイッケナム)で開催される「リポビタンDツアー」/「オータム・ネーションズシリーズ」イングランド代表戦に臨む日本代表がキャプテンズラン(前日練習)をおこなった。

 タイトヘッドPRで先発出場する竹内柊平はトゥイッケナムでの試合に初めて出場する。2022年11月13日のイングランド対日本戦に帯同しており(試合出場はなし)、初めて訪れるスタジアムではないが、“ラグビーの聖地”の雰囲気に「すごい緊張しています」と正直な心境を吐露した。

 イングランド代表とは第二次エディー・ジョーンズHC体制の初陣で、6月22日に国立競技場で対戦。今年最後のテストマッチは最初の相手と敵地で戦うマッチアップとなった。6月も同じく「3番」で出場した竹内は、迎えるイングランド戦を「夏からの進化を証明する場所」と位置付ける。

 対面は65キャップの世界的ルースヘッドPRエリス・ゲンジだが、過度にリスペクトせず、「スマッシュする」覚悟だ。相手の強みであるセットプレーで上回り、「スクラムでイングランドをドミネート(圧倒)する」と意気込んだ。

 チームは今週のテストマッチシリーズで苦しみながら16日のウルグアイ戦でツアー初勝利(○36-20)を挙げた。「超速ラグビー」をコンセプトに走り出した2024年のジャパン、道半ばであり結果が伴わないこともあるが、竹内はチームの方向性に「迷いはない」と言う。

 ジャパンではテストマッチでの「ゴールドエフォート」の数をKPIにしており、エディーHCはゴールドエフォートが50回を上回れば強豪国に勝てると示しているという。長田智希の言葉を借りると、ゴールドエフォートとは「一つの仕事をした後、すぐに次の仕事をする」ことだ。試合を重ねるにつれて求められるゴールドエフォートの数も上がるが、「信じて僕たちはやるだけ」と、竹内はプラン遂行とその先にある勝利への意思を示す。

 2024年の集大成となるイングランド戦、ジャパンは黄金の輝きを見せられるか。

【リポビタンDツアー/オータム・ネーションズシリーズ】
11月24日(日)16:10キックオフ(日本時間25日1:10)
イングランド代表 vs 日本代表
@アリアンツ・スタジアム
<放送・配信予定>
・25日0:40~[生中継] WOWOWプライム(BS191ch)、[ライブ配信]WOWOWオンデマンド

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