イーグルスが新加入選手を発表。マオリ代表FLハーモンと前RH大阪のLOジェフリーズを獲得。

　リーグワンディビジョン1の横浜キヤノンイーグルスは7月17日、2024-25 シーズンの新入団選手2名を発表した。

　FL/NO8ビリー・ハーモン（29）は187センチ、104キロのがっしりとした体を誇り、ブレイクダウンワークと強烈なタックルが自慢のハードワーカー。重心の低いボールキャリーも強みのひとつで、NZでも有数のオープンサイドFLとして知られる。

　スーパーラグビーのクルセイダーズで頭角を表し、2021年からはハイランダーズに移籍。2023年はオールブラックスXV、今夏はマオリ・オールブラックスの一員として来日し、その実力を披露した。リーダーシップにも定評があり、ハイランダーズとマオリ・オールブラックスでキャプテンを務めている。

　もうひとりのLOトム・ジェフリーズ（25）はオーストラリア出身で、203センチ、114キロのサイズを有するビッグマンだ。2022-23シーズンよりレッドハリケーンズ大阪に加入し、今季は9試合で451分プレーした。

　ラインアウトやキックオフなど空中戦の強さが持ち味で、長い手足を生かした懐の深いボールキャリーも魅力。兄のサム・ジェフリーズは東京サントリーサンゴリアスに所属しており、来季リーグワンで兄弟対決が見られるかもしれない。

　入団に際し、ハーモンはプレスリリースを通じて「このような誇り高く、強いチームに参加できることを大変楽 しみにしています。チームの成長と成功に貢献できるよう、全力を尽くします」とコメント。ジェフリーズも、「イーグルスに入団できることに本当にワクワクしています。シーズンがスタートするのが待ち切れませんし、日本の素晴らしいチームとそのサポーターのためにベストを尽くします」と強い意気込みを語った。