リーグワン3部は入替戦・昇格目指すWG昭島が3位に接近。2部首位の浦安DRは雨の戦い制す

　リーグワンのディビジョン3は、3月23日に広島県のバルコムBMWスタジアムで1試合がおこなわれ、4位のクリタウォーターガッシュ昭島が3位のマツダスカイアクティブズ広島を48－28で倒した。

　両チームともこれで3勝5敗。獲得したボーナスポイントの差で総勝点14のスカイアクティブズ広島が上位だが、ウォーターガッシュ昭島は同12としてポイントを詰めている。

　5チームが参加する今季のディビジョン3は3回戦総当たり（各チーム12試合）で順位を決める。
　来季は3チームが新規参入するため、今季ディビジョン3の上位2チームは自動昇格となり、3位が入替戦出場となる。

　同日、佐賀県の駅前不動産スタジアムではディビジョン2の1試合がおこなわれ、トップを走る浦安D-Rocksが5位の九州電力キューデンヴォルテクス相手に苦しみながらも、7－6で競り勝った。

　雨でグラウンドの状態が悪く、ハンドリング等も難しいゲームとなり、両チームともなかなか得点できずにいたが、浦安D-Rocksは0－6で迎えた終盤の76分（後半36分）、敵陣深くに入ってラインアウトからモールで押しきり、トライ。SO田村煕のコンバージョンも成功で逆転した。そして、試合終了間際にキューデンヴォルテクスに攻め込まれたが、なんとか踏ん張り、雨中の戦いを制した。

　浦安D-Rocksはこれで8勝1敗、キューデンヴォルテクスは1勝8敗となった。

　6チームが参加しているディビジョン2は、リーグ戦10節を実施後、上位3チームと下位3チームに分かれて、それぞれ1回戦総当たりをおこない最終順位を決める。