セブンズ 2024.01.15

昇格への入替戦出場争うセブンズチャレンジャーシリーズ 男子日本は第1ラウンド5位

[ 編集部 ]
昇格への入替戦出場争うセブンズチャレンジャーシリーズ 男子日本は第1ラウンド5位
準々決勝でケニアに敗れた日本。写真は植田和磨(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 7人制ラグビー(セブンズ)国際サーキットの最高峰である「HSBC SVNS 2025」への昇格を目指し、入替戦の出場権を争う「ワールドラグビー HSBC セブンズチャレンジャーシリーズ」がドバイで開幕した。

 このチャレンジャーシリーズには、各地域予選を経て男女それぞれ12チームが出場し、昨年トップグループから降格した男子セブンズ日本代表も参戦する。
 1月12日から14日にかけてドバイで開催された第1ラウンドでは、男子セブンズ日本代表はプールステージでポルトガルとトンガに勝ったものの、チリに敗れてB組を2位通過で準々決勝に進んだ。大会2日目におこなわれた準々決勝では、同じく降格組のケニアに19-21で逆転負け。そして、最終日の順位決定戦ではトンガと再戦して28-5で勝ち、5位に終わった。

 チャレンジャーシリーズは男女とも全部で3ラウンド。各ラウンドの順位に基づいてシリーズポイントが付与され、全3ラウンド終了時の合計ポイントで上位4チームが入替戦(プレーオフ)に出場することができる。そして、昇格・残留・降格をめぐり、「HSBC SVNS 2024」の総合9位~12位のチームと戦うプレーオフで勝ち上がった4チームが「HSBC SVNS 2025」の出場権獲得となる。

 入替戦へ進むためには、チャレンジャーシリーズ総合順位でトップ4に入らなければならず、第1ラウンド・ドバイ大会で5位だった男子セブンズ日本代表にとってはやや厳しいスタートとなった。
 第2ラウンド(男女合同開催)は3月8~10日にウルグアイの首都モンテビデオで開催され、最終第3ラウンドは5月18~19日に、男子はドイツのミュンヘンで、女子はポーランドのクラクフでおこなわれる。

▼第1ラウンド・ドバイ大会の順位は以下のとおり。( )内は獲得ポイント。

【男子】
1位:ケニア(20)、2位:チリ(18)、3位:ウルグアイ(16)、4位:ドイツ(14)、
5位:日本(12)、6位:トンガ(10)、7位:香港(8)、8位:ジョージア(6)、
9位:ウガンダ(4)、10位:ポルトガル(3)、11位:パプアニューギニア(2)、12位:メキシコ(1)

【女子】
1位:中国(20)、2位:ケニア(18)、3位:アルゼンチン(16)、4位:ウガンダ(14)、
5位:ベルギー(12)、6位:ポーランド(10)、7位:タイ(8)、8位:チェコ(6)、
9位:パプアニューギニア(4)、10位:香港(3)、11位:パラグアイ(2)、12位:メキシコ(1)

※ 女子セブンズ日本代表は「HSBC SVNS 2024」に参戦中。

PICK UP