日本代表 2023.08.17

大久保直弥氏がU20日本代表ヘッドコーチ就任 未来のジャパン背負う若い世代の強化に燃える

[ 編集部 ]
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大久保直弥氏がU20日本代表ヘッドコーチ就任 未来のジャパン背負う若い世代の強化に燃える
2020年にサンウルブズのヘッドコーチを務めたときの大久保直弥氏(撮影:Hiroaki.UENO)


 日本ラグビー協会は8月17日、かつてサントリーサンゴリアスやサンウルブズで指揮を執った経験がある大久保直弥氏が20歳以下(U20)日本代表のヘッドコーチに就任したと発表した。
 大久保新ヘッドコーチは8月下旬より菅平合宿視察などの活動を開始し、来年1月から実施予定のU20日本代表活動へ向け準備を進めていく。

 U20日本代表は今年の「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ」で最下位となり、来季は下部大会の「ワールドラグビー U20トロフィー」へ降格することが決まっている。U20世代の最高峰舞台復帰を目指し、新ヘッドコーチの指導力が期待される。

 大久保氏は選手時代、ロックやフランカーとして活躍し、日本代表として23キャップを獲得、ワールドカップ2大会に出場した経験がある。指導者となってからは、サントリーのFWコーチ、監督として日本選手権3連覇、トップリーグ2連覇に貢献し、国際大会のスーパーラグビーに参戦したサンウルブズ(日本チーム)のコーチとして世界のラグビーを見てきた。近年は静岡ブルーレヴズでアシスタントコーチやパフォーマンスディレクターを務め、2022-23シーズンかぎりで同クラブを退団していた。

 U20日本代表を率いることになった大久保氏は、「日本のラグビーの未来を背負って立つ若者たちと共に働く機会をいただき、大変光栄に思います。世界のラグビーは群雄割拠の戦国時代です。今回のラグビーワールドカップを機に世界標準はさらにより高く広く進化していくことでしょう。ジャパンの強化に停滞は許されません。世界を目指す志の高い選手たちと‘Team’で成長していきたいと思います」とコメントした。

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