東芝ブレイブルーパス東京が元日本代表LOアニセ サムエラなど新たに5選手獲得

　静岡ブルーレヴズを退団した元日本代表LOのアニセ サムエラが、東芝ブレイブルーパス東京に加入することが7月18日に発表された。
　フィジー出身のアニセは2008年に来日し、これまで日野自動車レッドドルフィンズ（現・日野レッドドルフィンズ）、キヤノンイーグルス（現・横浜キヤノンイーグルス）でもプレーしたことがあり、日本ラグビーでの経験が豊富。日本代表にも選出され、2016年から18年にかけて12キャップを獲得した。
　8月に誕生日を迎え37歳で2023-24シーズンに臨むアニセは、「このような機会をくださった東芝ブレイブルーパス東京に感謝していると同時に、とても興奮しております。今シーズン、自分のベストを尽くすこと、そしてファンの皆さんにお会いできることが楽しみです」とコメントした。

　ブレイブルーパスはそのほか、トヨタヴェルブリッツを退団したマオリ・オールブラックス経験者のCTBロブ・トンプソン、元U20南アフリカ代表LO/FLのPJ・スティーンカンプ（前・ライオンズ）、元U20ニュージーランド代表のユーティリティBKマイケル・コリンズ（前・オスプリーズ）、そして防衛大学校出身のCTB/WTB岩渕誠も獲得した。
　名門チームの一員となってリーグワンに挑戦する23歳の岩渕は、「伝統ある東芝ブレイブルーパス東京に加入できとても誇りに思います。チームに貢献できるよう、精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。